解説:実写「薬屋のひとりごと」 壬氏役は誰? 原作者も「リアル壬氏」と太鼓判

実写ドラマ「薬屋のひとりごと」で猫猫を演じる芦田愛菜さん
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実写ドラマ「薬屋のひとりごと」で猫猫を演じる芦田愛菜さん

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベル「薬屋のひとりごと」が実写ドラマ化される。原作のシリーズ累計発行部数が5700万部以上を誇り、テレビアニメ化もされた人気作で、実写化されるのは初めて。芦田愛菜さんが主人公・猫猫(マオマオ)を演じることも発表された。芦田さん以外のキャストが発表されていないこともあり、人気キャラクターの壬氏(ジンシ)を誰が演じるのかが話題になっている。

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 ◇もし女性だったら傾国

 「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の後宮管理者・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。

 テレビアニメ第1期が2023年10月~2024年3月、第2期が2025年1~7月に放送された。第3期が日本テレビ系のアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で10月2日から毎週金曜午後11時に放送される。原作者の日向夏さんがストーリー原案を担当した劇場版アニメ「劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝」が12月11日に公開されることも話題になっている。ドラマは、Prime Videoと東宝が共同制作し、Prime Videoで2028年に世界独占配信される。

 壬氏は、主人公・猫猫と双璧をなす人気を誇る。「もし女性だったら傾国」とも称される美形で、後宮で起きる問題を猫猫に持ち込んでは解決させる。猫猫を都合の良い駒のように見ていた壬氏だが、自分の美貌に全く惑わされない猫猫に強い興味を持ち、やがて特別な感情を抱くようになる。意外に子どもっぽいところもあったり、完璧なわけではない。猫猫に対しては可愛らしい一面を見せるというギャップが大きな魅力だ。実は、重大な秘密を抱えており、徐々にそれが明らかになってくる。

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 ◇実写化のハードルが高い?

 原作で壬氏は「甘い蜂蜜のような声」とも表現されているのだが、アニメでは声優の大塚剛央さんが甘くて優雅、意外に可愛らしくもある壬氏を見事に演じきっている。

 猫猫役の芦田さんは「ぴったり」という声も多く、実写化への期待が高まっているが、超美形で、完璧なようで可愛らしさもあり、甘い蜂蜜のような声の壬氏は、実写化のハードルが高いキャラクターなのかもしれない。

 原作者の日向夏さんは「余談ですが、姪(めい)っ子を連れて見学に行ったとき、壬氏役の方がいらっしゃいまして、姪っ子がやたら笑顔でした。このままでは目が肥えてしまうと、私はそっと姪っ子の目を覆いました。リアル壬氏」と太鼓判を押しており、ファンにとって大きな安心材料になっているが、正式発表があるまでは“リアル壬氏”の予想合戦が過熱しそうだ。(阿仁間満/MANTANWEB)

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