ブラッサム:ついに登場した石橋静河 起用理由は「言葉じゃない部分の表現力」 制作統括が語る演技の魅力

連続テレビ小説「ブラッサム」で主人公・葉野珠を演じる石橋静河さん(C)NHK
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連続テレビ小説「ブラッサム」で主人公・葉野珠を演じる石橋静河さん(C)NHK

 石橋静河さんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ブラッサム」(総合、月~土曜午前8時など)。第5回(10月2日放送)のラストで、主人公・葉野珠が子役の村上蘭さんから石橋さんにバトンタッチした。制作統括の村山峻平さんが、石橋さんの起用理由と演技の魅力を語った。

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 「ブラッサム」は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代(1897~1996年)をモデルとした物語。主人公・葉野珠(石橋さん)が、故郷の山口・岩国を飛び出し、魅力的な人々との出会いによって、夢を手繰り寄せ、大正・昭和の激動の時代へと突き進んでいく。

 石橋さんの「まなざしがものすごく強いところと、その目でいろんなことを思わせてくれるところ、すてきな笑顔」にひかれ、珠役に起用したという村山さん。

 「珠はいろんな人と出会って別れていきますが、そのときにどういう目をしているのか、どんな表情を見せるのか。言葉じゃない部分の表現力や、お芝居としてその瞬間をどう切り取っているのかが大事になると思ったので、まなざしと笑顔が、珠を演じる上でとても大きなポイントになりました」

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 珠というキャラクターについては、「前に踏み出した一歩が重なっていって、どんどん新しい珠になっていく。何者でもなかった珠が、いろいろな壁にぶつかりながらも、最終的には大きな一歩を踏み出して成長していく」と説明する。

 「すごく前向きで、ぶっちぎって突き進んでいく主人公というよりは、いろいろなことに巻き込まれながら、それでも一歩一歩進んでいく、たぐり寄せていく役なので、それを表現するのがとても難しいと思います。たたずまいに日常や暮らしをまといながら、悩みながら、それでもにじり寄るように前に進む一歩。石橋さんは、そんな小さな一歩も、大股で進む一歩も、どんな一歩も説得力があるお芝居をされる方だなと改めて発見しました。視聴者が一緒になって進んでいける。同じ目線を感じられるお芝居が、とても心地良いなと思いました」

 石橋さんが珠を演じるにあたって、「石橋さんに何かを指示するとかは全くないのですが、演出も交えて話していたのは、『珠はいろいろ大変な人生だけど、悲壮感はないほうがいいよね』ということ」だと明かす。

 「もちろん落ち込むし、へこたれるけど、そこから確実に這(は)い上がるし、ケロッとしている。珠のそういう部分を大切にして描けば、ズドーンとショックを受ける出来事があっても耐えられる気がして。そういう明るさは大切にしたいなと思っています」

 石橋さん演じる珠が明るく、どう人生を乗り越えていくのか、これからも見守っていきたい。(赤松美景/MANTANWEB)

最新の人物相関図 主人公・珠と家族&岩国の人々

連続テレビ小説「ブラッサム」の人物相関図(C)NHK
連続テレビ小説「ブラッサム」の人物相関図(C)NHK

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