俳優の浅野忠信さんが27日、東京都内で行われた映画「終(つい)の信託」(周防正行監督)初日舞台あいさつに登場。周防監督の妻で主演の草刈民代さん演じる女医と不倫関係にある同僚医師を演じ、草刈さんとのラブシーンもあったという浅野さんは「いや、もうだんなさんの前で奥さんをどうこうするってことは役者としても経験がなかったので……」とあたふたしながらも「そこは監督の的確な指示ですべてうまくいったと思います」と冷や汗をかきながら語った。
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「終の信託」は、現役弁護士の朔立木さんの同名小説を原作に、周防監督自らが脚本を手がけた。重度のぜんそく患者と恋に落ち、彼の願いから延命治療を止めた行動を殺人だと検察に追及される女医のストーリーで、生死を賭した純愛と、終末医療の現場で起きている問題も描いている。呼吸器内科医の折井綾乃を草刈さん、重度のぜんそくで入退院を繰り返す江木秦三を役所広司さんが演じ、大沢たかおさん、細田よしひこさんらも出演している。
劇映画初主演を務めた草刈さんは「撮影中は演じきることしか考えていなかったが、プロモーションを行ううちに主演女優という自覚が芽生えてきた。女優としてのスタートを切れた」と話し「いい体験をさせてもらいました。ありがとう、監督」と夫でもある周防監督に声を掛け会場を沸かせた。
また、周防監督の「Shall we ダンス?」以来、草刈さんと16年ぶりの共演となった役所さんは「『Shall we ダンス?』に続き草刈さんに思いを寄せる役。僕も草刈さんのように俳優としてスタートを切ります」とあいさつし、笑いを誘った。舞台あいさつには大沢さん、細田さんも出席した。(毎日新聞デジタル)
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