ももクロ:西武ドーム公演で南こうせつと共演 「神田川」にモノノフ3万人熱狂

Photo: 上飯坂一
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 アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」が西武ドーム(埼玉県所沢市)でライブ「ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会~星を継ぐもも vol.1 Peach for the Stars~」を開催した。ももクロが同会場でライブを行うのは昨年8月以来で2度目となり、約3万人のモノノフ(ももクロのファン)が集結。ももクロと共演経験があるシンガー・ソングライターの南こうせつさんがゲストとして登場し、ももクロとともに名曲「神田川 」「あの素晴らしい愛をもう一度」を披露すると、会場から大きな歓声が上がった。

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 南さんは「こういうステージは初めて。ここで3畳の歌(『神田川』)を歌うとは……。本当に(自分で)いいのか?と恐縮してしまった。ファンの皆さんに申し訳ない」と戸惑いつつ、「(ももクロの)元気で素晴らしいパフォーマンスに圧倒され、応援している皆さんに感動した。(ももクロは)運動神経がすごい」と共演を楽しんだ様子。南さんは「ももクロのPTAです」と自己紹介すると、ももクロのメンバーは南さんのことを「おいちゃーん」と親しみを込めて呼び、モノノフを笑わせていた。最後に南さんは「この快進撃は止まらない!」とももクロの勢いに圧倒された様子だった。

 ライブは、10日に発売された2枚目のアルバム「5TH DIMENSION」に収録されている新曲「Neo STARGATE」からスタート。ももクロがライブでカバーしている2人組音楽ユニット「mihimaru GT(ミヒマル)」の「ツヨクツヨク」では、ミヒマルがゲストとして登場。百田夏菜子さんが「前から勝手に自分の曲のように歌わせてもらっていました。すみません」と謝罪すると、ミヒマルのhirokoさんは「何万回でも歌ってください」と笑顔で話し“公認”を得ていた。

 また、ステージ上で記者会見が開かれ「上球物語−Carpe diem−」が実物大の恐竜が登場するショー「WALKING WITH DINOSAURS LIVE ARENA TOUR IN JAPAN(ウオーキング・ウィズ・ダイナソー・ライブ・アリーナ・ツアー・イン・ジャパン)」のテーマ曲に起用されることも発表された。ほかにも「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「Z伝説~終わりなき革命~」「Z女戦争」「Chai Maxx」などを披露し、最後は「労働讃歌」で約4時間半におよぶライブは幕を閉じた。

 ライブの模様は、ディノスシネマズ札幌劇場(札幌市中央区)やシネマQ(那覇市)など北海道から沖縄までの映画館やライブハウスでライブビューイングが行われ、約1万5000人が参加。ももクロの西武ドーム公演は14日も開催される。 (毎日新聞デジタル)

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