歌手の郷ひろみさんが30日、ニューシングル「Bang Bang」と写真集「G 郷ひろみ」の発売(ともに29日)を記念し、東京都内でトークイベントを開催した。ファンの声援に迎えられ登場した郷さんは、「これだけファンとの距離が近いのは初めて」と最初は戸惑いながらも、軽妙なトークを展開。「僕が歌ったことがないタイプのバラード」という「Bang Bang」もサプライズ披露された。
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イベントは、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区)で開催され、郷さんに加え、「Bang Bang」のプロデューサーで韓国の音楽監督オ・ジュンソンさん、「G 郷ひろみ」のカメラマンで香港出身のJimmy Ming Shumさんも登場。3人によるトークセッションも行われ、お互いの第一印象やレコーディング秘話、撮影時の裏話を披露。「これから先の歌手活動の方向性を決めるような歌になると思うし、大切に歌っていきたい」と郷さんが「Bang Bang」への思いを語る一幕もあった。
会場では郷さんの「この距離でしか伝わらないものがあると思います」との言葉に目に涙を浮かべるファンも現れ、さらに郷さんは「変化の先に進化があるので、僕は変わることを恐れない。60歳からの10年間こそ自分の人生で最高の時間になると確信している」と力強い言葉でイベントを締めくくった。
同様のイベントは、神戸で6月10日、福岡で7月2日に開催。また、6月2日のサンシティホール(埼玉県越谷市)から9月29日のNHKホール(東京都渋谷区)まで、全国ツアー「HIROMI GO DISCOTHEQUE TOUR 2013“LET’S GROOVE”」も行われる。(毎日新聞デジタル)
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