宮藤官九郎:初の絵本がNHKでテレビアニメ化

(C)宮藤官九郎・安齋肇・小学館/NHK・NEP
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(C)宮藤官九郎・安齋肇・小学館/NHK・NEP

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などで知られる脚本家の宮藤官九郎さんが初めて手がけた絵本「WASIMO」が3月からNHK・Eテレでテレビアニメ化されることが31日、分かった。タイトルは「わしも WASIMO」。宮藤さんは「『わしも』は、おばあちゃんみたいに優しいロボットです。 お母さんに叱られたら、早めに『ごめんなさい』して、 『わしも』を見て癒やされてね」とコメントを寄せている。

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 原作「WASIMO」は宮藤さん作、「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)の「空耳アワー」でおなじみの安斎肇さんがイラストを手がけた絵本。おばあちゃんが死んでしまい毎日泣いていた小学生の女の子・ひよりちゃんと、パパが作ったおばあちゃん型ロボット・わしもの日常を描いている。わしもの歩くスピードはカタツムリより速いが、興奮したカブトムシより遅く、本当は新幹線より速く走ることもできる……という設定となっている。

 アニメは、「機動武闘伝Gガンダム」「真マジンガー 衝撃! Z編」などの今川泰宏さんが監督と脚本を担当し、「薄桜鬼」「これはゾンビですか?」などのスタジオディーンが制作する。「ポケットモンスター」シリーズなどの松本梨香さんがわしも、「団地ともお」などの田中あいみさんがひよりちゃんの声を担当する。

 安斎さんは「僕も小さいころからテレビのアニメーションが大好きです。 動く『わしも』をすごく楽しみにしています」とアニメ化を喜んでいる。

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