東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のマンガの祭典「コミックマーケット(コミケ)86」の「コスプレエリア」では、人気キャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーが自慢の衣装を披露している。今回は、流行が反映され、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」の“艦娘(かんむす)”のコスプレーヤーが多く見られた。
ウナギノボリ
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「艦これ」のコスプレーヤーは、昨夏のコミケ84ではほとんど見られなかったが、昨年の冬のコミケ85で増え始め、今夏はさらに数を増やした。コスプレタレントの綾川ゆんまおさんは「コスプレも『艦これ』人気がピークに達している。来年1月にはアニメがスタートするので、今後の動きにも注目したい」と分析している。
「艦これ」のコスプレでは、「島風」や「金剛」など、これまでにも見られた艦娘はもはや定番化した印象で、「酒匂(さかわ)」や「夕張」、「ビスマルク」、「熊野」などの艦娘も見られた。綾川さんは「ほかのコスプレーヤーとの“かぶり”を気にするコスプレーヤーも多いので、艦これがメジャー化するなかで人気キャラ以外のコスプレも増えたのでは」と話す。ほかにも、美少年ぞろいの高校水泳部を舞台にしたアニメ「Free!」のコスプレ姿の男性や自転車競技をテーマにした「弱虫ペダル」のコスプレーヤーの姿も多く見られた。
コミケでは近年、水着の着用時もサポーターや下着の着用を義務付けるなど露出の基準が明確化されたが、綾川さんは「規制緩和によって、露出の多いコスプレーヤーが増えているようだ」と分析していた。また、当日は強風のため、ダンボールなどで制作された小道具が風に飛ばされるなどのトラブルもあった。
コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。コスプレは近年、“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めたり、撮影が可能なエリアを拡大するなどルールを変更された。2012年冬から撮影が可能になったエントランスは、東京ビッグサイトを背景に撮影できることもあり、多くのコスプレーヤーが集まっていた。コミケでコスプレをするには1日当たり800円の登録料が必要。
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