英ミュージシャンのジミー・ペイジさんと英ファッションデザイナーのポール・スミスさんがそろって来日し7日、東京都内で行われた会見に登場。ペイジさんとスミスさんは1967年に出会って以来の親友だといい、スミスさんが当時のペイジさんについて「ウエストが特徴的で、24インチ(約60センチ)しかなかった。自転車のオリンピック選手の足よりも細かった」と明かすと、ペイジさんは苦笑しながら「昔はみんなやせていた。彼(スミスさん)もね」と約45年前を懐かしんだ。
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ペイジさんは音楽とファッションとの関係について「ファッションは身の周りにつねにあったし、ステージ上で自分がどういうふうに見られているかをつねに意識していた」と語ると、スミスさんは「昔は音楽もファッションも自由で実験的だったけれど、今は計算されすぎている」と持論を展開。さらにスミスさんは「音楽もファッションも、いかに愛情と情熱を持って接することができるか、一番大事なのは“心”です」と力を込めた。
この日は、ペイジさんがリーダーを務めた伝説のロックバンド「レッド・ツェッペリン」とファッションブランド「ポール・スミス」とのコラボプロジェクトの記者会見で、レッド・ツェッペリンのアルバムジャケットなどをモチーフにしたポール・スミス製の大判スカーフがお披露目された。デザインを手がけたスミスさんは「ジミーのお陰で自由に手を加えることができた」と満足げで、ペイジさんも「非常に特別な作品。素晴らしい」と笑顔を見せた。
スカーフは全6種で、各50枚の世界限定生産。価格は各7万3000円(税抜き)で、23日から発売される。