2015年度の「第47回ミス日本コンテスト2015」(ミス日本コンテスト事務局)が26日に東京都内で行われ、準ミス日本に埼玉出身で東京大学医学部の秋山果穂さん(21)が選ばれた。秋山さんは高校時代の東大模試で偏差値93.7をたたき出したこともある才女で、現在、東進ハイスクール東大特進コースのスタッフとして、「今でしょ」の名文句で知られる予備校講師の林修さんのアシスタントを務めているという異色の経歴の持ち主。「将来は医師になりたい。臨床か研究かはまだ迷っています」という。
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秋山さんは同コンテスト出場について当初、「目立つことにためらいがあった」というが、14年8月に東日本予選の1週間前に交通事故で生死の境をさまよったことから「死ぬのかなって思ったら思い出としてコンテストに出たい」と思い直し、出場を決意。林さんからは「頑張ってね」と言われたという。
準ミス日本に選ばれ、「ステージを終えられただけで幸せなのに、賞をいただけて、コンテストに出たことが形に残ってすごくうれしい」と喜びを爆発させた秋山さん。「コンテストに出て勉強になった。人前に出るタイプではないですが人から声を掛けられて、自分がいいなと思ったら挑戦してみる人生にしたいと思います」と語った。林さんへは「キャラじゃないんですが」と前置きした上で「『すてきな賞をいただきました。うれしいです』と伝えたいです」とはにかんだ。
同コンテストは、第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。47回目となる今回は「行動する新日本美人」をテーマに行われ、応募総数2426人の中から選出された候補者14人がこの日の最終審査に臨み、グランプリにシンクロナイズドスイミングの元日本代表選手で、東京都出身の日本女子体育大学4年の芳賀千里さんが選ばれた。