宮沢りえ:たけしとの出会いから四半世紀 「やっと認めていただけた」と感涙

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 女優の宮沢りえさんが22日、タレントのビートたけしさんが審査委員長を務める「第24回東京スポーツ映画大賞」で主演女優賞を受賞し、東京都内で行われた授賞式に出席した。宮沢さんは「たけしさんと初めてお会いしてから四半世紀かけて、やっと役者として認めていただけた」と感激の涙を流した。

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 宮沢さんが同映画大賞で主演女優賞を受賞するのは2002年に続いて2度目で、たけしさんは「本当にスターになった。オーラが違う」とその成長に目を細めると「りえちゃんが今日、ここに来なかったら、何だったのかってなるところだった。来てくれたので大成功」とにんまり。さらに「オレの力を抜いた作品に主演してもらって、当たらない映画を当ててもらいたい」とラブコールを送った。

 「東京スポーツ映画大賞」は、1992年から東京スポーツ新聞社が主催する映画賞で、日本各地の映画賞主催者が選んだノミネート作品から、審査委員長であるたけしさんが最終的に選考し、独断と偏見で賞を与えるというもの。01年から新たに「ビートたけしのエンターテインメント賞」も併設し、たけしさんがさまざまな分野から気になる人を表彰している。

  ◇「第24回東京スポーツ映画大賞」各賞は以下の通り。(敬称略)

 作品賞:該当なし▽監督賞:呉美保「そこのみにて光輝く」▽主演男優賞:上島竜兵「上島ジェーン」「上島ジェーン ビヨンド」▽主演女優賞:宮沢りえ「紙の月」▽助演男優賞:寺島進「イン・ザ・ヒーロー」▽助演女優賞:大島優子「紙の月」▽新人賞:劇団ひとり「青天の霹靂」▽技術スタッフ賞:江川悦子(特殊メーク)▽外国作品賞:「ジャージー・ボーイズ」

 ◇「第15回ビートたけしのエンターテインメント賞」各賞は以下の通り。(敬称略)

 日本芸能大賞:博多華丸・大吉▽日本芸能賞:テンダラー、どぶろっく、日本エレキテル連合▽特別賞:白鵬、黒田博樹▽話題賞:May J.、新垣隆、江角マキコ&長嶋一茂▽0・5発屋賞:スギちゃん▼特別芸能賞:ナポレオンズ、三増紋之助、立川談春

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