芸能プロダクション「ホリプロ」が主催する新人発掘オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン2015」決勝大会が23日、東京都内で行われ、グランプリに京都府出身の高校生、木下彩音(きのした・あやね)さん(15)が輝いた。夢は「女優」と目を輝かせた木下さん。趣味は「映画鑑賞と食べ歩き」で、映画は「恋愛映画が好き」と話し、「小栗旬さんや福士蒼汰さんが好き」と明かし、福士さんに「いつか一緒に恋愛作品に出てください」とメッセージを送った。
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今回のオーディションのテーマは「『かわいい』を発信できる女の子」で、可愛さだけでなく発信力がある人の発掘を目的に行われた。自己PRでは、大好きだという歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんの曲に乗せてダンスを披露。受賞したときは「呼ばれたいという思いはありましたが、本当に呼ばれてうれしかった」と喜びを語った。自身のアピールポイントは「笑顔です!」と声を弾ませた。
現在、高校1年生の木下さんは「勉強と仕事の両立を目指して頑張りたいと思います」と明るい表情で話し、好きな科目は「英語」だといい、「アイ アム ハッピー」と英語で今の気持ちを表現した。さらに“女優としてハリウッド進出”という大きな夢も語り、「もっと英語を勉強したい」と意欲も。また、同事務所の大先輩・和田アキ子さんについて、木下さんは「可愛がってもらえるように頑張ります」と笑顔を見せた。
同オーディションは、1976年に開催された第1回グランプリの榊原郁恵さんをはじめ、山瀬まみさんや深田恭子さん、石原さとみさん、綾瀬はるかさんら多くの女優やアイドルを輩出している。今年は「#(ハッシュタグ)Kawaii」と題して「『かわいい』を発信できる女の子」をテーマに、7月から札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄など全国で地方予選を開催。8月の代表者合宿を経て、決勝大会には、3万9702人の中から10人が出場。漫才、コントなど特技で自己PRを披露したほか、ウオーキングやダンスの審査などが行われた。