1980年代後半から1990年代前半にかけて一世を風靡(ふうび)した小林よしのりさんの大ヒットマンガ「おぼっちゃまくん」の代名詞である“茶魔(ちゃま)語”を募集することが1日、分かった。優秀な茶魔語は、7月15日発売の「コロコロアニキ」(小学館)6号で復活する完全新作で使用される可能性もあるという。主人公の御坊茶魔(おぼう・ちゃま)も「とってもステーキな茶魔語、待ってるぶぁい!」とメッセージを送っている。
ウナギノボリ
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「おぼっちゃまくん」は、「月刊コロコロコミックス」(同)で1986~1994年に連載された小林さんの代表作。世界有数の超絶大金持ち・御坊財閥の跡取り息子・御坊茶魔のとんでもない日常を描いたギャグマンガで、「ともだちんこ」や「そんなバナナ」「すみま千円」などの「茶魔語」が流行し、小学生のあいだで人気となった。コミックス全24巻の累計売り上げは約630万部。1989年に第34回小学館漫画賞児童向け部門を受賞し、同年テレビアニメ化された。
「茶魔語」の募集は、3月15日に発売された「コロコロアニキ」5号で復活予告をしたところ、編集部などに大きな反響が寄せられたことで立ち上がった特別企画。特設サイトも開設された。「茶魔語」はサイト内に用意された応募フォームから5月14日まで受け付け、結果発表は7月15日発売の同誌6号で行われる。入選者には特製グッズが贈られるほか、同号掲載の完全新作で使用される可能性もある。
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