女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説「あさが来た」のスピンオフドラマ「割れ鍋にとじ蓋」が23日、NHK・BSプレミアムで放送される。主人公は加野屋で中番頭を務める亀助(三宅弘城さん)で、ふゆ(清原果耶さん)との結婚をめぐる騒動が描かれる。ヒロイン・あさ(波瑠さん)や新次郎(玉木宏さん)も登場し、“あさロス”を感じているファンは必見だ。
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「あさが来た」は、京都の豪商の娘あさが、大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿が描かれた。亀助は、あさが嫁いだ加野屋の中番頭で、加野炭坑の現場責任者や加野銀行役員秘書としても活躍。脇役ながら、あさのとっぴな行動に振り回されるコミカルなキャラクターとして人気を集めた。
亀助を演じる三宅さんは、劇団「ナイロン100℃」の看板役者の一人で、松尾スズキさん主宰の「大人計画」に所属。バンド「グループ魂」でドラムを担当しており、4月にスタートしたドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)では、波瑠さんと再共演していることも話題だ。また、亀助と結婚するふゆを演じる清原さんは、現在14歳の若手女優で「あさが来た」が放送されると“可愛い”と話題になり、最終回ではふゆの娘・ナツ役として再登場した。
スピンオフは最終回の後日談ではなく、加野銀行の開業に向けて準備に追われている加野屋が舞台。妻であるふゆ(清原さん)との結婚を、ふゆの父・日野彦三郎(上杉祥三さん)に許してもらっていないことを気にかけていた亀助は、新次郎の三味線の師匠・美和(野々すみ花さん)のレストランで、大番頭の雁助(山内圭哉さん)に、ふゆの父を演じてもらい、思いを伝える練習をすることに。ところが、偶然店にいたサツキ(ともさかりえさん)が練習とは気付かず、仲裁に割って入る。サツキは、夫とうまくいっておらず、家出して美和に話を聞いてもらっているところだったのだ。そこに彦三郎が現れ、今度はサツキと亀助の関係を勘違いして、怒り出してしまい、新次郎の母よの(風吹ジュンさん)、弟の榮三郎(桐山照史さん)、お付き女中のうめ(友近さん)、あさ、新次郎まで登場し、大騒動になってしまう……というストーリー
あさや新次郎に加え、雁助やうめといった人気キャラクターが続々と登場し、“あさロス”なファンにはたまらない展開。ともさかさん演じる新キャラクターのサツキも加わり、ドタバタが巻き起こる。
「割れ鍋にとじ蓋」はBSプレミアムで23日午後9時に放送。
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