妻夫木聡:“尻強打”笑われ「殺意覚えた」

映画「ミュージアム」の舞台あいさつに登場した妻夫木聡さん(中央)
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映画「ミュージアム」の舞台あいさつに登場した妻夫木聡さん(中央)

 俳優の妻夫木聡さんが12日、東京都内で行われた小栗旬さん主演の映画「ミュージアム」(大友啓史監督)の初日舞台あいさつに登場。同作で殺人鬼“カエル男”を演じた妻夫木さんは「カエルのマスクをして走らなくてはいけないシーンで、視界が悪く、カメラ(などの機材がある場所)に突っ込んでお尻を強打したんです」と明かし、「僕が痛がっているのをスタッフさんたちが笑いながら見ていて、何かの刑にしてやろうかなってくらい殺意を覚えました」と冗談まじりに話した。

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 この日の舞台あいさつには、妻夫木さんのほか、小栗さん、尾野真千子さん、野村周平さん、大友監督も出席。妻夫木さんは、小栗さんと野村さんが「妻夫木くんから教えてもらったおすし屋さんがおいしかったな」「週2ぐらいで行ってました」と話すと「ずいぶん、楽しそうだな」とつっこみを入れていた。

 舞台あいさつでは、映画の内容にちなみ「キャストと握手できる刑」として、小栗さんらが選ばれた観客と握手をする時間もあり、野村さんが観客とハグをする一幕も。最後のあいさつで小栗さんは「こん身の一作ができあがった」と満面の笑みを見せた。

 「ミュージアム」は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で2013年7月から14年1月まで連載された巴亮介さんのマンガが原作。カエルのマスクをかぶって残虐な殺人を行うカエル男と、妻子をターゲットにされた刑事、沢村の攻防を描く。残された手がかりから犯人を追い詰める沢村だったが、実はそれはカエル男によって仕組まれたわなだった……というストーリー。

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