有頂天家族2:叡山電鉄でラッピング車両運行へ コラボ入場券、乗車券も

ラッピング車両のイメージ
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ラッピング車両のイメージ

 森見登美彦さんの小説を原作にしたテレビアニメ「有頂天家族」の続編「有頂天家族2」と京都の鉄道「叡山電鉄」がコラボすることが分かった。アニメに登場する狸(たぬき)たちが描かれたラッピング車両が5月4日から運行する。2018年3月末日まで。

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 「有頂天家族2」は森見さんの小説「有頂天家族 二代目の帰朝」(幻冬舎)が原作。今は亡き狸界の頭領の息子で「阿呆の血」を色濃く受け継いだ三男・矢三郎は、天狗(てんぐ)や人間にちょっかいを出してまあまあ愉快に暮らしていた。だが、そんな中、老いぼれ天狗・赤玉先生の後継ぎで、親子げんかの末に姿を消した“二代目”が英国から戻る。二代目の帰朝は、狸界、天狗界を揺るがす大ニュースとして洛中洛外に広がっていく……というストーリー。

 ラッピング車両が運行するほか、5月4日には八瀬比叡山口駅2番線ホームでコラボ記念イベント「叡電・有頂天家族コラボフェスタ」を開催。2月から運行している有頂天家族とのコラボ車両「有頂天家族号」を2番線ホームに停車させ、車内で複製原画やコラボアイテムの展示を行う。スタンディを使用しての撮影会や、コラボ駅名板の掲出も行われる。イベントは4日午前11時~午後4時に開催。入場無料。

 このほか、アニメのキャラクター・矢三郎や桃仙、玉蘭らが描かれた1日乗車券や特別入場券「おもしろき古都(こと)は、良きことなりきっぷ」も5月4日から発売される。

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