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俳優の田中圭さんが7月11日、東京都内で行われた「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」公開記念舞台あいさつに出席。観客に向かって深々と一礼した田中さんは、「貴重なお時間、本日は足をお運びいただきありがとうございます」とあいさつした。
約100分間、一度もカメラが止まらない“完全ワンシーンワンカット”で撮影された本作で、せりふ量が膨大な主人公・小室健作を演じた田中さんは「僕はずっとずっと動いてるから、比較的集中は切れずにやれてた」と振り返り、「汗が噴き出てるのが若干気になった」と苦笑い。
撮影中の田中さんの汗の量について、共演の小池栄子さんは「触れない訳にはいかないぐらいの異常な量だった」とコメント。三谷幸喜さんが「本当は、今日も汗がお客さんに届くように、ちょっと仕掛けをしようかと思った。ちょっとお金がかかるんでダメだった」と冗談交じりに言うと、田中さんは「変な汗出てきましたわ、今ので」と再度苦笑いしていた。
舞台あいさつには、宮澤エマさん、梶原善さん、松山ケンイチさんも出席した。
本作は、三谷さんがオリジナル脚本と監督を務めたWOWOWのドラマ「ドラマW 三谷幸喜『おい、太宰』」に、特別映像「もう一つのエンディング」を収録して劇場公開。“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの第3弾で、12年ぶりの新作となる。海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が、時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディーが展開される。