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しあわせは食べて寝て待て:心のおまじない? 「やれるだけやった」共感呼んださとこの“結論” 最終話きょう深夜再放送

「ドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』」のビジュアル (C)NHK

 俳優の桜井ユキさん主演のNHK「ドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』」(総合)の最終話(第9話)が、5月27日に放送され、桜井さん演じる主人公・麦巻さとこがたどり着いた結論が視聴者の共感を呼んだ。

 ドラマは、水凪トリさんの同名マンガが原作。健康、仕事、マンション、将来設計など、いろいろなくした主人公が、おいしそうな薬膳ご飯とたおやかな団地の人間関係を通して心身を取り戻していき、身近にあった自分次第の幸せに気づいていく、おなかの底からじんわりと温かくなる物語。

 最終話では、司(宮沢氷魚さん)が山に出かけて2週間、さとこは寂しそうな鈴(加賀まりこさん)を気遣うが、鈴のソーイングマーケットは休業のまま、手製の商品は積み上げられている。団地にはまだ働きたいお年寄りもいる。司の不在を埋めるように、さとこは自分にできることを探し始める。

 さまざまなかたちでみんなが利用できる場所があればと、団地の集会所をレンタルスペースにするアイデアを思いつくさとこだが、費用の問題などもあり頓挫。しかし、パート先のデザイン事務所の代表・唐(福士誠治さん)らの助けもあって、さとこのアイデアは少しだけ前進することに。そしてさとことは、鈴の前で「考えることで、未来は不安ばっかりじゃない。今よりも良くなることがあるんだって、思えますから」と口にする。

 そして司に電話してみるさとこ。最初は電波が届かなかったが、司が偶然出会った迷子の老人を助けたところで、電話がつながる。

 そこでさとこは、大学からの友人の「愚痴を聞いてほしい」という願いを断ってしまったこと、そのことで一瞬、自分が冷たい人間になったと思ったけれど、そうではなく、「やっと自分を大切にできるようになった」と考えを改めたことを司に伝えると、「やれるだけやった、そう思うことにします」と自分の中での結論を口にし……と展開した。

 SNSではさとこの言葉に反応。「やれるだけやった」この言葉がすべてだったのかなと思えるくらいにしっくり来ました」「最終話は麦巻さんの『やれるだけやった』という言葉に涙が溢れました。私もあきらめる前にやれるだけやろう、と思えました。そして自分を大切に…season2是非お願いします!」「『やれるだけやった』過去や人間関係のトラウマから区切りをつけるおまじない。この言葉がとても印象的。少しずつでいい。ちょっとずつでいい。自分を大切にしながら、自分の歩幅で進む。伏線回収もお見事。続編への期待値も高まるなぁ」「私も『やれるだけやった』ってお守りの言葉にしよう」などと、視聴者は続編への期待を込めつつ、感想をつづった。

 最終話(第9話)はNHKプラスで見逃し配信中。5月29日深夜0時35分からNHK総合で再放送される。

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