ドラマ「ガラスの城」のあらすじ
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　波瑠さん主演のテレビ朝日開局65周年記念「松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第二夜『ガラスの城』」が1月4日午後9時から放送される。松本清張の同名小説（1976年）の実写化。欲望渦巻く大手商社で発生した社内殺人事件の謎を、一般職の地味な的場郁子（波瑠さん）と、出世頭の課長・三上田鶴子（木村佳乃さん）が追う。

　蓮佛美沙子さん、川島海荷さん、野呂佳代さん、仁村紗和さん、丸山智己さん、塚本高史さん、武田真治さん、満島真之介さん、高嶋政伸さんらも出演。脚本はNHK連続テレビ小説「あさが来た」（2015～16年）などで知られる大森美香さんが担当する。

　あらすじは……都心にガラス張りの立派なオフィスを構える大手商社「實友商事」。さまざまな欲望を抱くエリートたちが集まる次世代エネルギー部で久々に社員旅行計画が。修禅寺で一泊しようという。社内の付き合いが皆無に等しい的場とバリキャリ課長の三上も渋々参加する。

　宴会後、散歩に出かけた三上は、薄暗い竹やぶ道で出世街道まっしぐらのエリート部長・杉岡久一郎（丸山さん）と旅館の浴衣を着た誰かが親密に寄り添っているのを目撃。偶然つかんだ不倫疑惑に思わず胸躍る三上は、相手の正体をひそかに詮索し始める。

　その直後、急用で先に帰京したはずの杉岡がそのまま行方をくらまし、修禅寺近くの工事現場で遺体となって発見される。社の名誉を重んじる次長・野村俊一（武田さん）が口外禁止令を敷く中、杉岡の死の真相を探る独自調査を始めた三上は、非公開のSNSダイアリーで推理を始める。

　遺体発見現場を訪れた三上は、的場も入れ違いでやって来て、土を持ち帰ったことを知る。推理小説が好きな的場も事件に興味を持ち、独自調査していた。的場は杉岡宅にも“突撃”する。

　不穏な出来事は続く。出世したい一心で杉岡に取り入っていたもう一人の次長・富崎弥大（塚本さん）の妻が急死。時を同じくして、三上の身にもぞっとするような異変が起こる。

　負の連鎖が止まらない謎多き社内殺人事件を捜査する静岡県警の刑事・倉田文則（高嶋さん）は、後輩刑事・佐原壮馬（満島さん）に的場をマークするよう指示。佐原は的場が犯人では、と怪しみながら彼女の独自調査に同行して……。