この「セフレと恋人の境界線 インタビュー」ページは「セフレと恋人の境界線」のインタビュー記事を掲載しています。
「バチェラー・ジャパン」「ラブ トランジット」シリーズなど数々の話題作を送り出してきたPrime Videoが新たに手掛ける恋愛考察バラエティー「セフレと恋人の境界線」が配信中だ。タレントのYOUさん、お笑いコンビ「令和ロマン」のくるまさん、「ラランド」のサーヤさん、俳優の千葉雄大さんが、“曖昧(あいまい)な関係”に揺れる心をリアルに描く3本の短編映画を鑑賞しながら赤裸々なトークを繰り広げる。
3本の短編映画は、恋愛作品の名手・今泉力哉監督が手掛けた。それぞれの作品で主演した中田青渚さん、中村ゆりさん、山下美月さんに今作の見どころを聞いた。
--かなりインパクトのあるタイトルですが、オファーを受けた時はいかがでしたか。
中田さん:最初にテーマを聞いた時は過激な感じなのかなと思ったのですが、日常に起こりうることを描いていて、皆さんが“自分ごと”として考えられるような内容だと感じました。
中村さん:個人的に恋愛リアリティーが大好きなので、スタジオの皆さんのコメントを見ていると、恋リア要素も感じられて想像以上に面白い作品でした。
山下さん:タイトルを見た時は、正直大丈夫かなって不安はありました(笑)。でも今泉監督の脚本がとても面白くて、変に消費されないといいますか、この題材をすごく丁寧に扱っている作品だと分かったので、撮影が楽しみでした。
--脚本は、さまざまな実体験を元に作劇されているそうですね。
山下さん:私の生きている世界ではリアリティーはなかったのですが、きっとこういう風な人もいるんだろうな、と違う世界を見ることができました。恋愛は年齢によって悩みが違うと思うので、もうちょっと大人になったら出てくるのかなっていう悩みにも考えさせられました。
中田さん:私も(劇中の人物と)似たような経験はありませんが、自分の生活がある中に誰かが入ってくることによって(生活スタイルを)変えないといけなかったり、我慢することが出てきたりして、そういう点では共感する部分はありました。
中村さん:自分の実体験じゃないにしろ、こういう人いるな~!と感じました。男性の役者さん含め皆さんがリアリティーを持って演じていたので、すごい“あるある”だなと。
--さまざまな恋愛の悩みが描かれているので、友人とワイワイしながら楽しめる作品になってますね。
山下さん:友人に勧めたいですね。私自身、あまり友人と恋バナをする経験がなかったので。
中村さん:えっ! そうなの!?
中田さん:私もないです。相談されることはありますが、自分の話はあまりしないです。
中村さん:じゃあ友達と何を話すの!?
山下さん:ご飯おいしいねーみたいな……(笑)。相談すらされないです。なのでこの作品に出演できて、こんな人いるんだ、世の中って怖いって思いました(笑)。
--中村さんはかなり驚いていますが。
中村さん:女友達と集まったら、やっぱり恋愛の話をしますよ。ジェネレーションギャップかもしれない……。でも恋バナは面白いよ(笑)!
中田さん:でも、ゆりさんになら話しちゃうかもしれないです(笑)。
中村さん:しつこく聞いちゃうよ(笑)。
--まだ未視聴の方に、今作のアピールをお願いします。
中田さん:振り回している側・振り回されている側、関係を進めたい側・そうじゃない側……それぞれの視点を楽しめると思います。
中村さん:たとえ振り回されていようが、当人は幸せかもしれない。そういう恋愛もアリなんじゃない?っていうお話が対等に描かれています。男女関係なく見ていただけるのではないでしょうか。
山下さん:“恋愛の沼”にはまってしまうと、正しい判断ってつかなくなると思うので、その前にいろいろと“気付き”がある作品になっていると思います。