この「ベヒ猫 キャスト」ページは「ベヒ猫」のキャスト記事を掲載しています。
「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中の“もふもふ騎士×エルフ娘”ファンタジーマンガが原作のテレビアニメ「Sランクモンスターの<<ベヒーモス>>だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてます(ベヒ猫)」が、2025年に放送されることが分かった。追加キャストも発表され、楠木ともりさんが武具店を営む虎耳族の鍛冶士・ヴァルカン、上田瞳さんが身元不明の謎の女の子・ステラをそれぞれ演じることが分かった。
メインスタッフも発表され、平川哲生さんが監督を務め、加藤還一さんがシリーズ構成、阿部智之さんがキャラクターデザインを担当することが分かった。ゼロジー、セイバーワークスが制作する。メインキャラクターのタマ、アリア、ヴァルカン、ステラが描かれたキービジュアル第1弾、ティザーPVも公開された。
ヴァルカン役の楠木さんは「ドキドキしてしまうビジュアルですが、ハンマーを扱えるパワーと、装備や戦闘への知識の豊富さでサポートしてくれるしっかり者です。語尾に『にゃ』がついたり、ちょっぴり乙女な一面もあったりと魅力とギャップが満載なキャラクターですので、元気に楽しく演じられたらと思います。放送を楽しみにお待ちください」と話している。
ステラ役の上田さんは「ステラは自分の好きなもの、したいことに対してとても真っすぐで、生命力を節々に感じる子だなと個人的に解釈しているので、そこを大事にお芝居ができたら……とオーディションに臨みました! なので彼女とのご縁が生まれて本当にうれしいです! アニメでもイキイキとした彼女を演じられるように努めます! よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。
同作は、銀翼のぞみさんのライトノベルで、東雲太郎さんがコミカライズを手掛ける。迷宮都市・リューインを舞台に、命を落として転生した主人公が、子猫のような災害級のSランクモンスター<<ベヒーモス>>の幼体に転生する……というストーリー。駆け出しのDランク冒険者・アリアと出会い、子猫と勘違いされ、「タマ」と名付けられペットになることになる。優しさに心を打たれたタマは、アリアを守る騎士となることを誓う。
アニメでは、畠中祐さんがタマ、杉山里穂さんがタマ(猫)、矢野妃菜喜さんがアリアをそれぞれ演じる。
◇東雲太郎さんのコメント
銀翼のぞみ先生、皆様、「ベヒ猫」アニメ化おめでとうございます! コミカライズをさせていただいています。お話をいただいて、猫(?)が主人公であると知りとても喜んだことを覚えています。それから、とあるスイッチの入るアリアや猫耳少女に個性的な受付嬢などなど……銀翼先生の描き出すさまざまなキャラクターが魅力的で、学びつつ楽しく描かせていただいています。そんなアリアたちの活躍がアニメで描かれるのが一ファンとして待ちきれません。アニメの資料を拝見したのですがすごいとしか言いようがありません。あの世界でタマちゃんの動く姿が早く見たいです。
◇銀翼のぞみさんのコメント
まずは東雲先生、アニメ化おめでとうございます! 原作者として先生が描く作品がこうして新たな形になることがうれしくてたまりません。日々送られてくるアニメ監修物を見る度に、そのクオリティーの高さやこだわりを感じることができて毎回笑顔になっております。東雲先生を始め、関係各所の皆さま、そしてここまで作品を応援してくださった読者の皆さま、本当にありがとうございます。皆様のおかげで素晴らしいアニメ作品になると思いますので、私も今から放映・配信が楽しみです! アニメ版「ベヒ猫」を何とぞよろしくお願いいたします……!!
◇平川哲生監督のコメント
モフモフの動物をなでたり、やわらかい肉にさわったり、あたたかい風呂に入ったり、仲間とキズナを感じた時には、人間はオキシトシンというホルモンが出るそうです。原作の「ベヒねこ」を読んだ時に「ぜんぶ入ってる!」と驚きました。アニメ版を見ていただいた視聴者の方々のオキシトシンをどばどば放出させるべく、鋭意制作中です。ご期待ください!
◇加藤還一さんのコメント
猫好き必見! ワケありS級モンスターのベヒーモスと美少女エルフの、冒険あり、ほっこり癒やされる日常ありの、お風呂でいえば「いい湯加減」な作品です。原作のファンの方も、アニメからの方も、楽しんでいただけたら幸いです。
◇阿部智之さんのコメント
魅力的なエルフ、可愛らしい猫、それぞれのかっこよさ。主人公のまわりだけでも、とてもハードルの高い作品にたずさわることになり、途方に暮れそうになりましたが、ファンの方々の期待に添えるように精いっぱい頑張りますので、ぜひアニメ版もよろしくお願いいたします。