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小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の菱川さかくさんのライトノベル「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる(闇ヒーラー)」が、2025年4月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、声優の坂田将吾さんが、どんなケガでも一瞬で治療してしまう無免許の天才治癒師・ゼノスを演じることが分かった。花井美春さんがエルフの少女・リリ役、日笠陽子さんがアンデッドの頂点に君臨するカーミラ役として出演することも発表された。
「きよねこっ」などの吉崎譲さんが監督を務め、「邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】」などのマカリアがアニメを制作する。ゼノス、リリ、カーミラが描かれたティザービジュアル、ティザーPVも公開された。
ゼノス役の坂田さんは「ゼノスはクールでありつつ、自分の治癒能力に対しての認識が周囲とかなりズレているところもありますが、本質としては『助けられる命は全て助ける』という優しさを持ったキャラクターだと思います。あまりそれを前面に出したりはしませんし、不器用な部分があるので、少し悪役(ヒール)ぶったりもするんですが、そこがまた魅力的だなと思います。そんな彼がリリやカーミラなどの愉快な仲間たちと出会い、少しずつ自分の生きる道を見つけ、また誰かを救っていく。そんなすてきな物語なので、皆様ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。
リリ役の花井さんは「演じさせていただくリリちゃんはこの作品の中で癒やし担当です! ちっちゃくて小動物のような女の子で、大好きなゼノスとカーミラさんと家族のように仲むつまじく日々を過ごしています。家事をそつなくこなしてゼノスのお手伝いもできちゃうので、『将来いいお嫁さんになるだろうな~~』と思いながら収録してました(笑)。怖い場面やヒヤッとするシーンもあるのですが、それ以上にキャラクターたちみんなの個性が光っていて、見終わった後には笑顔になってるそんな作品です!」と話している。
カーミラ役の日笠さんは「カーミラはレイス、霊体。生というくびきから解かれて、暇をつぶし、自由を謳歌しながらふわふわ漂う空気感を、既存のイメージや定番というものに捉われず演じられたら良いなと思います。タイトルにある『人を癒やしながら楽しく生きる』って現代に必要なテーマのような気がしているので、たくさんの方に見てもらえたらと!」と語っている。
吉崎監督は「追放もので無自覚系のキャラクターを、どのように魅力的に見せるか試行錯誤を繰り返す日々。原作の面白さが伝わりますように、と本当にたくさんの人と関わりながら制作を進めています。『闇ヒーラー』という原作がなければ、監督としてテレビシリーズの制作を行なっていませんでした。出会いに感謝を抱きつつ……、アニメ『闇ヒーラー』をよろしくお願いします」とコメント。
音楽を手掛ける富貴晴美さんは「資格を持たない闇ヒーラーの天才治癒師ゼノス。弱きを助け、強き者から大金をせしめる彼を表現するには、温かくて深い音楽が必要でした。さらにエルフの少女リリなど、魅力的なキャラクターたちを音楽で彩っていくこともとても楽しい時間でした。吉崎譲監督が描く美しく深い物語をぜひご覧ください!」と話している。
同作は、菱川さん作、だぶ竜さんイラストのライトノベル。パーティーを追放された天才ヒーラーの活躍が描かれるファンタジー。理不尽にパーティーを追放された天才ヒーラー・ゼノスが、ケガを負ったエルフの少女リリと出会い、ライセンスを持たない闇ヒーラーとして治療院を開業する……という展開。GAノベル(SBクリエイティブ)から書籍が第6巻まで発売されており、コミカライズも人気を集めている。
◇スタッフ(敬称略)
監督:吉崎譲▽脚本:宮城大翔▽キャラクターデザイナー:電風扇、澤田慶宏▽美術監督:合六弘▽色彩設計:河田萌▽撮影監督:棚田耕平▽音響監督:森下広人▽音楽:富貴晴美▽アニメーション制作:マカリア