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井本彩花:20代となって迎える2024年は「いろんなことに挑戦したい」 視野を広げるため海外に興味も

井本彩花さん

 昨年、20歳になった俳優の井本彩花さんが、晴れ着姿でインタビューに応じた。「20代の物語が幕を開けたので、それをより充実させられるように、いろんなことに挑戦したい」と語る井本さんに、2023年を振り返っての思いと、2024年の抱負を聞いた。

 井本さんは2003年10月23日生まれ、京都府出身。2017年の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリ。同年、米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で俳優デビューした。2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で演じた織田信長の妹・お市や、特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、2021年~2022年放送)で主人公の妹でヒロインの仮面ライダージャンヌ/五十嵐さくら役などが話題となった。

 ドラマ「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系)や「転職の魔王様」(フジテレビ系)などに出演した2023年を振り返り、「地下アイドル役やキッチンカーの主婦役など、いろいろな職業を演じさせていただいた。『転職の魔王様』で先輩の小芝(風花)さんとご一緒したことで、もっと小芝さんのお芝居を見習って私も上達したいと、より一層身が引き締まりました」と笑顔で話す。

 「転職の魔王様」の現場で長ぜりふをうまく言えなかったことがあった。「小芝さんがパンッと手をたたいて『今の(失敗)はもうないから大丈夫。悪いのがあったから飛ばしたよ』と言ってくださった。空気を変えていただけたのがすごくうれしかった」と小芝さんの気づかいに感謝する。

 2024年に成し遂げたいことに「パスポートの取得」を挙げ、「去年は国内で地方に行くことが多かったので、今年はお仕事でもプライベートでも海外に行きたい。ちょっと旅に出たいし、視野を広げてみたいですね」と話した。(取材・文:遠藤政樹)

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