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シンガー・ソングライターで俳優の福山雅治さんが10月31日、国立科学博物館 (東京都台東区)で開催された特別展「大絶滅展-生命史のビッグファイブ-」の発表会に登場。展覧会スペシャルナビゲーターを務める福山さんは、音声ガイドの声も担当し、正味30分の音声を録音するのに5時間をかけたという。「1回録って録り直した」とこだわりを語り、「ラジオドラマのように楽しんでもらえるのでは」とアピールした。
福山さんは展覧会を楽しみにしている子どもたちに向けて「絶滅期には70~90%がいなくなり、残りの10%は次の生態系を発展させていくための偶然にも選ばれ種。生き残るために与えられたものと一生懸命頑張ってつかんでいくことの、両方しなくてはいけない。義務教育が受けられるのは世界的にも恵まれている。生き残るにはどうしたらいいか、好きな人たちとずっと生きていくために頑張らなければと思ってくれれば」とメッセージを送った。
「大絶滅展」は11月1日から2026年2月23日まで同所で開催。生命が誕生してから40億年、地球上に訪れた生命の危機のうち、規模の大きかった5回の「大量絶滅」事変(通称「ビッグファイブ」)を、化石や岩石に残されたさまざまな証拠からひも解き、生き物の生存をかけた進化の歴史を紹介する。
第2会場では、福山さんが世界各地で撮影してきた、絶滅の危機に瀕している動物たちの写真を27点展示。中には福山さんがNHKの自然ドキュメンタリー番組「ホットスポット 最後の楽園」(今年12月に前編、2026年1月に後編を放送予定)のロケで3~4週間ほど前にガラパゴス諸島を訪れた際、撮影した最新カット6点を含む。