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昨年3月に放送作家業と脚本業から引退した鈴木おさむさんが7月18日、テレビ朝日本社(東京都港区)で行われた連続ドラマ「奪い愛、真夏」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分※一部地域を除く)の取材会に出席した。同シリーズの生みの親である鈴木さんは引退発表前から制作陣と続編の約束をしており、今回特別に筆をとる。鈴木さんは、不倫を題材とした今作への思いを述べた。
ドロドロの愛憎劇とキャストの怪演で毎回話題となる「奪い愛」シリーズ。鈴木さんは「久々にドラマ書きましたけど、また一本息子に見せられないドラマができました」と話して会場の笑いを誘うと、「またドロドロっていう(笑)。でも面白い作品にはなっていますのでぜひご覧ください」とアピールした。
主演の松本まりかさんから印象的なセリフが多いと紹介されると、鈴木さんは「テレビでドラマをやるからには、何とかして(視聴者を)振り向かせたいと思っていて。かなりむちゃなセリフがあることは重々承知していますが、松本さんだと言えちゃうんじゃないか」と信頼を寄せ、松本さんは「とっても素敵なハードルをくださる」と感謝していた。
主人公が不倫する今作について「不倫ってダメじゃないですか。実際にボロボロになった家族や苦しんでいる人もいる。ドラマではどでかい制裁が(主人公に)加えられるのですが、リスクをとってまで人を愛するということへの僕なりの“答え”を最後にちゃんと言いたい。エンタメなんで面白がってはいますが、メッセージは伝えたい」と述べ、「(不倫を)美化するつもりはない」とも付け加えた。
取材会には、松本さんの相手役をが務める安田顕さんや、高橋メアリージュンさん、白濱亜嵐さん、森香澄さんも出席した。
ドラマは、不倫関係の恋人と別れた後に写真週刊誌記者から心機一転、時計メーカー「TOWANI」PR担当に転職した海野真夏(松本さん)だったが、TOWANI社長の空知時夢(そらち・たいむ、安田さん)は元カレにそっくり。時夢には妻の未来(高橋さん)がいるにもかかわらず、禁断の恋におちる……という内容。18日にスタートする。