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1980年代に活躍したアイドルたちによるスペシャルステージ「昭和百年 時間旅行コンサート」が10月13日、立川ステージガーデン(東京都立川市)で開かれ、山田邦子さんがMCを務め、柏原芳恵さん、岩崎良美さん、イモ欽トリオ、太田貴子さん、渡辺美奈代さんが往年の名曲とともに秘蔵エピソードを明かした。
トップバッターを務めたのは岩崎良美さん。世代を超えて愛されるアニソン「タッチ」を熱唱すると、山田さんは「透明感があるよね。40年以上経ってるとは思えない」と感嘆の声をあげた。さらに岩崎さんは山田さんとアニメ「おさるのジョージ」の主題歌をデュエットで披露して盛り上げた。
太田さんは主演声優を務めたアニメ「魔法の天使クリィミーマミ」(日本テレビ)の主題歌「デリケートに好きして」で登場。「まほうのステッキ」を手に「パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン!」と懐かしの呪文を唱えると観客は大喜びで拍手を送った。
山口良一さん、西山浩司さん、長江健次さんのイモ欽トリオはミリオンセラーとなったファーストシングル曲「ハイスクールララバイ」披露し、客席には一緒に振り付けを踊る人たちの姿も。2曲目に山口さんがソロ曲「ママのお店は今はない」を披露すると、長江さんと西山さんが山口さんをイジり倒して笑いを取る一幕も。「山口さんが生きている限りやっていこうと思います」「せいぜいあと30年」とオチを付けた。
山田さんは「邦子のスペシャル on ステージ」と題したコーナーを展開。レコードデビュー曲「邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド篇)」のイントロに乗せて登場すると、観客からのリクエストの声がかかりアカペラで同曲の一節をサービス。往年のバスガイドネタで会場を沸かせた。
一世を風靡したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号29番として大人気だった渡辺さんは「お先に失礼」「恋はくえすちょん」などをメドレーで披露。おニャン子クラブの初シングル曲「セーラー服を脱がさないで」は、山田さんもステージに登場して一緒にダンスを披露した。
柏原さんは大ヒットソング「春なのに」「ハロー・グッバイ」などを披露。山田さんとのトークでは、2人が共演していたドラマ「ピンキーパンチ大逆転」「野々村病院物語II」(ともにTBS)などの懐かしい番組名が次々と飛び出し、山田さんは「まだまだ話したい!」と名残を惜しんだ。
合間に挟まれたトークパートでは、渡辺さんが昭和アイドルならではの“引っ越しエピソード”や、イモ欽トリオと柏原さんが一緒に雑誌を表紙を飾った際の撮影秘話などが明かされた。さらに、「恩人」というテーマで岩崎さんが「若いときより今のほうが(姉の岩崎)宏美を尊敬している」と告白し、太田さんは「魔法の天使クリィミーマミ」の主演声優を務めることになった“奇跡のような出来事”を明かした。
最後は全員でやまだかつてないWinkの「さよならだけどさよならじゃない」を合唱。山田さんは「このメンバーでまたやりたいね!」と呼びかけ、客席から拍手が送られていた。