ドラマ「民王R」のあらすじ
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　俳優の遠藤憲一さん主演の連続ドラマ「民王R　Inspired by 池井戸潤」（テレビ朝日系、火曜午後9時）が10月22日に始まる。2015年7月期に放送された「民王」の続編。池井戸潤さんの同名小説をドラマ化した前作は、総理の武藤泰山（遠藤さん）とおバカな息子（菅田将暉さん）の心と体が入れ替わる前代未聞の珍事をシニカルに、時にハートフルに描き話題となった。池井戸さんの小説からのinspire作品という形の新作は、再び総理の打診を受けた泰山が、国民の誰かと毎話ランダムに入れ替わる、一層奇想天外な物語だ。第1話は拡大スペシャルで午後9時～10時に放送。

　新キャストで「なにわ男子」の大橋和也さん、あのさん、山時聡真さん、満島真之介さん、溝端淳平さん、岸部一徳さんが出演。前作からは山内圭哉さん、金田明夫さん、峯村リエさんが続投する。

　第1話は……9年前に総理を務めたが、今は政治家人生引退が間近の泰山。サウナ議連、お寿司議連、デザート議連……とのんびり議員生活を送っていた彼の元に、民政党最大派閥を率いる二木正一（岸部さん）から連絡が。支持率が史上最低の現内閣、不祥事のオンパレードで窮地に立たされた党を救うために再び総理の座に就くよう命じられる。

　一度は断るものの、二木の説得で「とりあえず」総理の職を引き受けることにした。再び官房長官になれると喜ぶ狩屋孝司（金田さん）、書生の田中丸一郎太（大橋さん）と共に、泰山は新たな公設第一秘書を探し始めるが、前任秘書・貝原茂平（高橋一生さん）の推薦だという冴島優佳（あのさん）がやって来る。

　「成田育英財団」出身で優秀だという優佳は、さっそく武藤内閣の閣僚案を具申。政治のしがらみにとらわれない斬新な案に目を見張る泰山だが、結局は二木の意向を反映した人事にせざるを得なかった。

　翌日、政治評論家の蓮沼清彦（満島さん）らと生放送番組に出ていた泰山は途中、激しい頭痛に襲われ、意識不明に。

　目覚めた泰山は、9年ぶりに入れ替わったことに気付く。そこに現れた警視庁公安部の新田理（山内さん）と猫田マモル（山時さん）から、今回の入れ替わりは某国のハッキングによる、と知らされて……。