この「犬神家の一族 あらすじ」ページは「犬神家の一族」のあらすじ記事を掲載しています。
俳優の吉岡秀隆さんが、4年ぶりに金田一耕助を演じるNHKのドラマ「犬神家の一族」の前編が、4月22日午後9時からBSプレミアムとBS4Kで放送される。「スケキヨの不気味なマスク」「菊人形と生首」「湖から突き出す足」といった生々しいビジュアルで知られ、これまで幾度となく映像化されてきた名作ミステリーだ。
NHKではこれまで、横溝正史原作の「獄門島」(2016年)、「悪魔が来りて笛を吹く」(2018年)、「八つ墓村」(2019年)を放送。吉岡さんは「悪魔が来りて笛を吹く」「八つ墓村」に続いて、「犬神家の一族」でも名探偵の金田一耕助に扮(ふん)する。
吉岡秀隆“金田一”版の「犬神家の一族」は、市川崑監督作のリメークではなく、横溝正史の原作から、小林靖子さんが脚本を書き起こした。
戦後まもなく、信州那須湖畔の広大な屋敷で、財界の大物・犬神佐兵衛が他界。そして、戦争によるケガのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清(すけきよ)が復員してくる。だが、勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。
反目し合う松子(大竹しのぶさん)ら3人の佐兵衛の娘たち。そして、湖を訪れていた金田一耕助(吉岡さん)の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死をとげてゆく。果たしてマスクの下の佐清は本物なのか? 謎の元日本兵の正体は? 三つの家宝に秘められたメッセージとは? 衝撃の結末に向け、名探偵の推理が始まる……。
後編は29日午後9時からBSプレミアムとBS4Kで放送される。