この「竹越くるみ インタビュー」ページは「竹越くるみ」のインタビュー記事を掲載しています。
6人組アイドルグループ「Devil ANTHEM.(デビルアンセム)」で“リーダー的存在”の竹越くるみさん。TBSの朝の生番組「ラヴィット!」でも注目を集め、12月10日放送のフジテレビ系の音楽特番「2025 FNS歌謡祭」第2夜への出演も決まった。“デビアン”の愛称で親しまれる彼女たちの魅力、これからの展望を竹越さんに聞いた。
デビアンは、2014年12月に5人組として活動をスタート。メンバーの卒業や活動休止などを経て、2025年2月2日に塩崎めいささん、矢吹寧々さんの新メンバーが加入。現在は竹越さん、塩崎さん、矢吹さん、水野瞳さん、橋本侑芽さん、安藤楓さんの6人体制で活動している。
まさにアイドル戦国時代とも言えるほど、多くのグループがそれぞれの特徴を生かして活躍の幅を広げているが、デビアンの魅力をどう考えているのか。
「全員顔が可愛いこと。スタイルもいいです。デビアン体系とかデビアンのような顔というのが、プロデューサーさんの中にあるらしく、デビアンに入る子は顔が小さいです。入れる基準が顔と骨格で、歌もダンスもできない子が入ってくるんです」
歌もダンスも初心者のメンバーが入ってくる中、“リーダー的存在”の竹越さんが、引き締める時は引き締めて、メンバーたちともコミュニケーションをとっている。
「最年長にもなりましたし、歴も一番長いので、恥ずかしくない背中を見せられるように、真面目に頑張っています。(メンバー同士が)めちゃくちゃ仲良いかと言われたら、プライベートで遊んだりはないです。もちろん仲が悪いわけではないですが(笑)。尊敬し合って、レッスンだったり努力して、一緒に高め合えるようにしています。地に足をつけて、一歩一歩進んでいます」
◇アイドル人生は折り返し 卒業はグループ20周年で
竹越さんは、6月19日放送の「ラヴィット!」で同番組に初出演。10月30日の放送で2回目の出演を果たすと「『ラヴィット!』史上最もフォロワーの少ない私」と自虐も交えたあいさつが、話題を呼んだ。
「『ラヴィット!』が決まった時は声が出ました。1回目も2回目もガチガチだったんですけど、テレビに出るのが憧れだったので、めっちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。
しかし「私、すごいおしゃべりなんですけど、自分よりしゃべる人がいると小さくなっちゃう」と言い、緊張もあってかレギュラーメンバーたちの怒濤(どとう)のおしゃべりに参加することができなかったという。
「無駄に水とか飲んだりして、VTR中もめちゃくちゃお手洗いに行きたくて。『夜明けのラヴィット!』の収録もあったので、すごい我慢しながらもう収録しました。あまり記憶がないですね(笑)」
グループとしても個人としても活躍している竹越さん。現在22歳だが、アイドル、そしてグループを卒業するのはデビアンが20周年を迎える31歳と決めているという。
「私のアイドル生活20年で出会えたファンのみなさんの同窓会みたいなのを開催したいですね。人生何が起こるかわからないので、31歳までできるかは分かりません。でも、20年アイドルできるってすごいことだと思うんです。もう半分過ぎたのであと9年、頑張りたいと思います」
デビアンは「FNS歌謡祭」参加をかけて、「TIF×FNS歌謡祭 コラボ企画」で予選ブロック、決勝ライブに勝利して、番組への出演を自らつかみとった。
本番に向けては「自信を持って、ライブアイドルの代表と言っていいと思っています。地上波に出させてもらえるので、ライブアイドルの代表として、こういう世界があるんだぞ、すてきな世界があるんだぞっていうのを見せつけてやりたいと思います」と意気込んだ。