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枢やなさんのマンガが原作のアニメ「黒執事」シリーズの「黒執事 -寄宿学校編-」の続編「黒執事 -緑の魔女編-」のイベントが3月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン) 2025」で行われた。ファントムハイヴ家の使用人の一人で、従僕のスネークを演じる寺島拓篤さんが登場し、演技のこだわりについて語った。
スネークは、蛇と人間のハーフで、複数の人格ならぬ“蛇格”を持つキャラクター。寺島さんは、蛇格によって「声を変えている」といい、「(収録で)みんなの前でやると、すごくドキドキするんです」と明かした。寺島さんの演じ分けに、セバスチャン・ミカエリス役の小野大輔さんも「感動しました」と称賛していた。
ステージには、小野さん、寺島さんのほか、ファントムハイヴ家の使用人を演じるフィニアン役の梶裕貴さん、メイリン役の加藤英美里さん、バルドロイ役の東地宏樹さんが登場し、“使用人ズ”が集結した。
「黒執事」は2006年9月から「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)で連載中のマンガ。英国の名門貴族ファントムハイヴ家を舞台に、13歳のわがままな主人・シエルに仕える完全無欠の執事セバスチャンの活躍を描いている。
テレビアニメは2008年10月~2009年3月に第1期が放送され、「黒執事II」が2010年7~9月、「黒執事 Book of Circus」が2014年7~9月に放送。劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」が2017年1月に公開された。2014年に水嶋ヒロさん、剛力彩芽さんが出演する実写映画も公開された。シリーズ累計発行部数は3500万部以上。
約10年ぶりとなったテレビアニメ新シリーズ「黒執事 -寄宿学校編-」が2024年4~6月に放送された。
「黒執事 -緑の魔女編-」は、セバスチャンとシエルが女王の命によりドイツで起こる不可解な死亡事件の調査へ赴く……というストーリー。足を踏み入れただけで呪い殺されるという“人狼(ヴェアヴォルフ)の森”について真相を探る二人におぞましい呪いが降り注ぐことになる。4月5日からTOKYO MXほかで放送される。