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俳優の深津絵里さんが9月3日、東京都内で行われた映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」(9月26日公開、オダギリジョー監督)の舞台あいさつ付き特別上映イベントに出席。8年ぶりの映画出演となる深津さんが、出演を決めた理由や、監督を務めるオダギリジョーさんの印象について語った。
深津さんは2017年公開の「サバイバルファミリー」以来、8年ぶりの実写映画出演。本作で脚本、演出、編集、「犬」役を務めるオダギリさんとは、2021年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」で夫婦を演じて以来の再共演となる。
深津さんが最初に本作のことを聞いたのは、「カムカムエヴリバディ」撮影中のことだったといい、「まさかそのときは私にお声がけいただけるとは思っていなかったので、『楽しみにしています』とお伝えしていたのですが、そのあと随分たってから脚本をいただきました」と振り返る。
初めて脚本を読んだ時は「オダギリ監督の書かれた脚本が近年まれに見る奇想天外さでして(笑)。一度読んだだけでは全く分からなかったんですよ」と吐露。しかし、「全く分からないと思った脚本に出会ったのが初めてだったので、分からないことに強くひかれて、どうなるか分からないけど、飛び込んでみたいなと思って出演を決めました」と明かした。
オダギリさんの監督としての印象を聞かれると、深津さんは「こちらが申し訳なくなるぐらい大事に丁寧に接してくださいました。私にとっては、絶対的に信じられる最高の監督です」と返答。その言葉を聞いたオダギリさんは思わず声をもらし、顔をほころばせていた。
イベントには、オダギリさん、深津さんのほか、池松壮亮さんも登壇した。
本作は、NHKで2021年にシーズン1、2022年にシーズン2が放送されたドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の映画版。ドラマでは、警察犬係の主人公・青葉一平(池松壮亮さん)と相棒の警察犬「オリバー」(オダギリさん)が事件に挑む姿とともに、謎めいた町で繰り広げられるさまざまな人間模様が描かれた。映画では、スーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市さん)が行方不明になり、一平とオリバーは隣県のカリスマハンドラー・羽衣弥生(深津さん)と共に捜査をすることになり……と展開する。