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連続ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第5話が8月6日に放送される。同話では、遠藤憲一さん演じる警視庁捜査1課長・八重樫雅夫に、青森で寿司(すし)店を営む双子の兄・雅彦(遠藤さんの一人二役)がいることが明らかになる。放送を前に、遠藤さんがコメントを寄せた。
捜査1課長でありながら、相葉雅紀さん演じる警察庁キャリア官僚の名波に頭が上がらず、毎回「はうっ!」とすっとんきょうな声を上げる八重樫。中間管理職の悲哀すら感じさせる姿が話題となっており、遠藤さんは「ポンコツ刑事の役ってやったことがなかったので、こいつ大丈夫かな……みたいな感じはあったんですけど、女房も含めて皆さんの反応見たら、『面白がってるよ』って言ってもらえたので良かったなと思って(笑)」と、反響に喜んだ。
第5話については「台本を読んだときから面白かった」と太鼓判を押す。そして改めて今作について、「刑事モノでありつつ、コメディーとしての部分も楽しめる、二つの要素がある作品。大森南朋くんと相葉雅紀くんのバディー感も面白いし、(松下)奈緒ちゃん演じる青柳遥の半分キリっとしながら半分一課長に引っ張られてポンコツになってる部分も面白いし……。本当にいろんな要素がまだまだ眠っている新しい刑事ドラマができた気がしています」とアピールした。
第5話では、八重樫そっくりの双子の兄が現れて警視庁を騒然とさせる中、時を同じくして、双子が関わっているとみられる事件が発生する。多摩川の河川敷で腐敗が進んだ遺体が発見され、身元は暴力団「竜元会」の構成員・倉田一郎(眞島秀和さん)と判明。生前、倉田はスナックのホステスに「金づるを見つけた。ボンボンのピアニストだ」と話していたという。
SSBC強行犯係は、顔認証技術を用いて殺害現場付近の防犯カメラ映像から「ピアニスト」の身元を割り出し、将来を嘱望される音大生・浜田響(濱田龍臣さん)と特定する。捜査1課が響を有力参考人と見なす中、殺害された倉田には双子の息子がいたことが判明。そして、双子の片割れこそ響であり、もう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田さんの一人二役)だったことが分かって……と展開する。