スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~21年)で敵幹部・ヨドンナを演じたことでも話題になったモデル、女優の桃月なしこさんが、東映の新たな配信ドラマ「ようこそ東映殺影所へ」で主演することが分かった。東京・練馬区の東映東京撮影所を舞台としたミステリーホラーで、桃月さんは売れないアイドルグループのリーダーを演じる。ドラマには、「ミスマガジン2018」でミスヤングマガジンに選ばれた寺本莉緒さんと、「モーニング娘。」の元メンバーで女優の工藤遥さんも出演。東映の配信レーベル「Xstream46」で8月13日に配信される。
ドラマは、東映東京撮影所ならではのギミックを生かした恐怖要素に加え、東映作品のファンおなじみの場所やキャラクターも登場。東映作品のファンが楽しめる内容だという。監督は高橋浩さんが務め、俳優の田中要次さんや嶋田久作さんらも出演する。
売れないアイドルグループ「ウィッシュ」のサキ(桃月さん)、カホ(寺本さん)、メイ(工藤さん)の3人に、ヤマモト監督(田中さん)がメガホンをとる大ヒットジャパニーズホラー映画「ユガミ」の続編の出演オファーが届く。その撮影場所は、数々の有名映画やドラマを制作してきた東映撮影所。3人はヒーローや怪人の撮影現場、豪華なロケ弁当に大興奮しながら、このチャンスを絶対ものにすると決意する。だが、東映撮影所には、これまで隠されてきた秘密があった……というストーリー。
主演の桃月さんは「なんと普段アイドルヲタクをしている私がまさかのアイドル役、そして主演をさせていただきました! しかも寺本莉緒ちゃん、工藤遥ちゃんという可愛いお2人とグループを組ませていただくというなんとも私得な配役(笑い)!」とコメント。「オール東映撮影所で撮影したので、東映作品が大好きなみなさんなら見たことある風景がたくさん映っているので、ぜひそこにも注目して、私たちウィッシュの活躍を楽しんでいただけたらと思います! #ウィッシュしか勝たん!」とアピールした。