大幡しえり、「仮面ライダージオウ」の経験を糧に「120%の気持ちで120%の力」と気合十分 女優としての意気込みも

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  特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)でヒロインのツクヨミを演じた女優の大幡しえりさんが晴れ着姿でインタビューに応じた。先日行われた映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(令ジェネ)」の大ヒット舞台あいさつに出席した時に「『ゼロワン』の方たちと舞台あいさつをしてバトンタッチと言いますか引き継いだと実感。これで『ジオウ』は一区切りなんだなって」と話す大幡さんに、今年チャレンジしたいことや女優としての目標を聞いた。

  所属事務所「エイベックス・マネジメント」の新春晴れ着撮影会で、昨年に続き白を基調とした艶やかな柄の振り袖を着こなしていた大幡さん。「今年も白を基調としているんですけど、モダンな和風の柄で大人っぽくなっているかな」と昨年との違いを話し、「22歳になるので、内面から大人っぽさを出したかった。こういう落ち着いた柄に挑戦したいなと思って着ました」と選んだ理由を説明した。

  昨年、出演していた「ジオウ」が最終回を迎えたが、「アクションをするときに、ただアクションをするのではなくて、そう見えるように考えながら動いたり芝居をしたりしなければいけないというのはすごく感じていて。それを今回の作品(『令ジェネ』)でアクションシーンを撮る際、そういう部分で成長を見せられたのかな」と自身の成長を実感。「映画の反響は“戦士感”がある、カッコいいというコメントをすごくいただいた。私としてもツクヨミ“集大成”の“最後”の撮影で、1年間アクションをやってきて学んできたことを出せたと思います」と振り返った。

  現在大幡さんは、俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ホームルーム」に出演中。「力を込めての芝居や力を発散させる芝居があったのですが、そこで思わず戦士の時の声が出た(笑い)。体の全部の力を使って動いてとか、そういう部分で1年間やってきたパワーを出せた」と「仮面ライダージオウ」での経験が生きていることを喜ぶ。

  今後について聞くと、「アクションの見せ方も勉強になったし、自分も好きなんだなって。今後も(アクションを)やっていきたいし、アフレコも初めて『ジオウ』で経験して難しかったけど、声だけでも表現できることを知れたので、もっと磨いていきたい」と意欲。「『ジオウ』の現場で台本の読み方とか理解する部分とか教えていただいて。ほかの現場でも忘れないように常に自分の役と相手との掛け合いを意識して芝居をやっていきたい」と前を見つめる。

  「チャレンジしてみたいことは?」という質問には、「『ジオウ』中に私が料理できないというのを散々ライダーの3人(奥野壮さん、押田岳さん、渡邊圭祐さん)の男性チームにイジられていた」と前置きし、「果物を切っているエピソードを話したら、みんなが誇張して言うから本当にできない人みたいに思われていて……。これは頑張るしかないなと思って料理に挑戦していきたい」と笑顔を見せる。

  そんな大幡さんの今年の目標を聞くと、「『ジオウ』で吸収したことを存分にほかの現場で発揮できるように、常に120%の気持ちで120%の力が出せるように頑張りたい」と力強く語っていた。(取材・文:遠藤政樹)

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