椎名桔平、安楽死描いたドラマ「家族の会話のきっかけになれば」 「連続ドラマW 神の手」完成披露舞台あいさつ

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  俳優の椎名桔平さんが6月20日、東京都内で開催された主演ドラマ「連続ドラマW 神の手」(WOWOW)の完成披露舞台あいさつに出席。安楽死をテーマにした医療ドラマで、末期がん患者に安楽死の処置を施した外科医を演じた椎名さんは「21歳の若い青年が安楽死をしないといけなく、何か迫ってくるものがあります。なかなか家族でも触れにくいですが、一緒に見てもらい、会話が生まれるきっかけになればと思います」と語った。

  この日、2020年の東京五輪のチケットの当落が発表されたことが、話題に上がった。前回の東京五輪が開催された1964年生まれの椎名さんは「来年の五輪で2回目なので、感慨深いです。どうにかしてチケットもらえないですかね。どの競技でも行きたいです。それが来年の夢です」と語った。舞台あいさつには杉本哲太さん、鈴木砂羽さん、北村有起哉さん、兼重淳監督も登壇した。

  ドラマは、現役医師で作家の久坂部羊さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。外科医・白川泰生(椎名さん)は、21歳の末期がん患者・古林章太郎を、彼の育ての母で伯母の古林晶子が見守る中、苦渋の選択で安楽死させる。その安楽死処置をきっかけに、安楽死法案の成立を巡り、医学界、政界、マスコミ、市民団体を巻き込んだ大騒動が巻き起こる。白川は推進派、反対派の両方から接近され、その激しい論争の渦の中で、翻弄(ほんろう)されていく……。

  「連続ドラマW 神の手」は6月23日にスタート。WOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全5話で第1話は無料放送。

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