俳優の田中圭さんが12月26日、東京都内で行われた主演ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」(テレビ朝日系、2024年1月5日から金曜11時15分)の「前作一気見上映会」内のキャスト舞台あいさつに、林遣都さんらと登場。新作の冒頭5分の映像が流れ、感想を求められた田中さんが「パワーありましたね」と口にすると、林さんは「そんなことより感動しちゃって。すごいドラマなんだなって」と涙を流した。
林さんは涙をふきながら「(目の前でファンが)声に出して一つ一つの瞬間を堪能してもらうことなんてないじゃないですか。関係者の人まですっごい楽しそうに見ていて」と声を震わせると、田中さんは、「本当に泣いているじゃん。あんまりこっち向かないで。(涙)つられそうになるから」と話した。
林さんが「一生、公の場で泣くのとか絶対嫌だと思っていた」と泣いたことを悔しがると、田中さんは「そういうときもあるよ。泣け泣け! よかったよ」と愛あるいじりでやさしく見守り、観客から温かい拍手と歓声が巻き起こった。
田中さんは新作ドラマについて、「最高の作品を届けるために、キャスト一同、スタッフ一同、全力で頑張りますので、2024年は『おっさんずラブ』とともにハッピーな年明けにしてください」といい、「毎週毎週皆さんにラブ・アンド・ピースを届けられるように頑張りますので応援してください」と呼びかけた。
「おっさんずラブ―リターンズ―」は、2018年に放送された“初代おっさんずラブ”の続編。38歳になった主人公・春田創一(田中さん)と、シンガポール転勤から帰ってきた牧凌太(林さん)が“夢の新婚生活”をスタートさせるも、多忙な共働きでささいなことでケンカに。そこに再就職を果たした、家政夫の“武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)がやって来て……と展開する。