井浦新、神話の住人やりたかった　“人間”役にガックリ　「神在月のこども」初日舞台あいさつ

　　島根・出雲を舞台にした劇場版アニメ「神在月のこども」（白井孝奈監督、10月8日公開）の初日舞台あいさつが10月8日、東京都内で行われ、主人公・カンナを演じた蒔田彩珠さん、声優を務めた井浦新さん、新津ちせさん、神谷明さん、白井孝奈監督が登壇した。

　　「神在月のこども」は、母を亡くし、大好きだった「走ること」と向き合えなくなった少女・カンナが、母の面影を追って出雲へ旅に出る姿を描くファンタジー。全国では10月を「神無月」と呼ぶのに対し、出雲では「神在月」と呼ぶという伝承を題材にしている。四戸俊成さんが原作を手がけ、コミュニケーション監督を務める。白井孝奈さんがアニメーション監督を務める。「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。

　　NHKの連続テレビ小説（朝ドラ）「おかえりモネ」で、ヒロイン・百音の妹、未知を演じていることも話題の女優の蒔田さんが、主人公・カンナを演じるほか、カンナの亡くなった母・葉山弥生を柴咲コウさん、父の葉山典正を井浦さんが演じる。