俳優の田中圭さんが6月18日、主演を務める「ドラマW 三谷幸喜『おい、太宰』」完成報告会に登場。三谷さんのオリジナル脚本で自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの12年ぶり新作で、田中さんは「もともと三谷さんのワンカットシリーズが好きで携わることができてすごくうれしいです」と喜びを語った。
ドラマは90分間ワンカットで撮影されるが、主演の田中さんは常に現場を歩きまわっており、「汗が止まらなかった」と回想。三谷さんは「最後悲壮感ただよってた。見たことない顔になっていた」とツッコミを入れていた。
報告会には、田中さんのほか、脚本と監督を務める三谷幸喜さん、小池栄子さん、宮澤エマさんが出席した。
ドラマは、三谷さんのオリジナル脚本で自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの12年ぶり新作。小室健作(田中さん)は太宰治を敬愛する平凡な会社員。妻の美代子(宮澤さん)と一緒に出席した披露宴の帰り道、偶然太宰が心中未遂を起こした海辺に迷い込む。太宰ゆかりの地に興奮した健作は、止められたにもかかわらず、暗い洞窟を進んでいく。その先に現れたのは、太宰治(松山ケンイチさん)と恋人のトミ子(小池さん)だった。健作は太宰の生きた時代にタイムスリップしてしまったのか……という展開となる。
6月29日午後10時からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。