女優の松本穂香さんが9月17日、東京都内で行われた主演映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、10月16日公開)の完成披露舞台あいさつに、奈緒さんら共演者と、角川監督とともに登場した。
「みをつくし料理帖」は、高田郁さんによる累計400万部突破の時代小説シリーズで、刊行10周年を記念し、映画化される。澪と幼なじみの野江役を奈緒さん、江戸の吉原で頂点を極めるあさひ太夫を守る男・又次役を中村獅童さんが演じる。この日は、若村麻由美さん、窪塚洋介さん、小関裕太さん、藤井隆さん、石坂浩二さん、獅童さんも出席した。
享和2年の大坂で8歳の澪と野江は、仲の良い幼なじみだったが、大洪水が大坂を襲う。大洪水で両親を亡くし、野江とも離ればなれとなってしまった澪は、「つる家」の店主・種市に助けられ、江戸・神田にあるそばどころ「つる家」で、料理人として働く。天性の料理の才を見いだされ、女性でありながら料理人として働く澪は、江戸の味になじめず試行錯誤の日々を過ごしていたが、やがて「つる家」の看板料理を見いだして……という物語。