女優の寺島しのぶさんの長男の寺嶋眞秀(まほろ)君が、セガの人気ゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の人気キャラ・ソニックを実写映画化した「ソニック・ザ・ムービー」(ジェフ・ファウラー監督、3月27日公開)の日本語吹き替えで、声優に初挑戦したことが2月27日、分かった。本作の主人公ソニックの幼少期となるベビーソニックを担当する。
眞秀君は、2012年9月11日、東京都生まれ。2017年に歌舞伎の初お目見得をし、昨年は除菌スプレーのCMに出演し歌唱を披露するなど、話題となった。
アフレコ当日の眞秀君は緊張した面持ちで、ディレクターのアドバイスを受けながら収録。笑い声がうまくできずにいると、周囲のスタッフが眞秀君をくすぐったり、笑わせたりして、収録したという。収録を終え、「アフレコは、楽しかったです。でも、ベビーソニックが、笑ったり、叫んだりするところは難しくて、くすぐられたので笑うことができました。自分の声が入った映像を見たけれど、面白かったです」とうれしそうに語った。
映画は、宇宙最速で走るパワーを授かった青いハリネズミのソニックが、保安官のトム(ジェームズ・マースデンさん)とバディーを組み、宿敵のマッドサイエンティスト、ドクター・ロボトニック(ジム・キャリーさん)の恐るべき陰謀に立ち向かう冒険エンターテインメント。日本語吹き替え版は、俳優の中川大志さんがソニックの声を担当する。