俳優の神木隆之介さんが2月22日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われた主演映画「3月のライオン 前編」(大友啓史監督)の完成披露試写会に出席。17歳のプロ棋士・桐山零を演じた神木さんは、撮影中の苦労について「対局中が大変。1回の本番で10分、15分はずっと正座していたので、足がしびれて。カットがかかった瞬間に『イテテテ』ってなっていました」と明かした。
映画は、羽海野(うみの)チカさんの人気マンガを実写化した作品で、前後編の2部作。ある日同じ下町に住む川本家の3姉妹と出会った零が、数々の対局と温かな人々との交流を通じて、棋士として、人として、ある覚悟を決めていく姿が描かれる。主人公・零を神木さんが演じるほか、染谷将太さん、有村架純さん、佐々木蔵之介さん、加瀬亮さん、倉科カナさん、清原果耶さん、新津ちせちゃん、前田吟さん、豊川悦司さん、中村倫也さん、奥野瑛太さんらも出演する。前編は3月18日、後編は4月22日に公開。
舞台あいさつには、有村さん、倉科さん、清原さん、ちせちゃん、佐々木さん、豊川さん、前田さん、染谷さん、奥野さん、中村さん、大友監督も登場し、司会者から“クロストーク”を求められると、神木さんは率先して「さあ! どなたか語りたい方はいらっしゃいませんか?」「楽しかったエピソードとかありますか?」と司会のように登壇者たちに声をかけ、約15分間トークを仕切って盛り上げていた。