「ソラニン」「おやすみプンプン」などの浅野いにおさんのマンガ「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」がアニメ化されることが3月23日、分かった。浅野さん作品初のアニメ化といい、「地球外少年少女」などのProduction +h.がアニメーション制作を担当する。
浅野さん本人がProduction +h.のスタッフと意見を交わす貴重な制作現場をとらえた特別映像も公開された。
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で2014年から連載。2月28日発売の同誌13号にて最終回を迎えた。突如“侵略者”と呼ばれる存在に脅かされることとなった世界で、一見普通だが何かが決定的に変わってしまった日常を送り続ける女子たちを中心とした物語。
浅野さんは、「『デデデデ』アニメ化です。8年間の長期連載で、世間は大きく変わったような、そうでもないような、しかしながら確実に過ぎ去っていった時間の中で、どれだけ時間がたっても色あせない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています。原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください。『デデデデ』は終わりません。そして門出とおんたんは『絶対』なのです」とコメントを寄せている。