堀江貴文、WOWOWの「買収検討していた」と告白 「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」第1話上映会2

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  俳優の向井理さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「パンドラ」シリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」の第1話上映会が11月5日、東京都内で開催され、上映後のトークイベントに“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文さんと脚本を手がけた井上由美子さんが登場。井上さんから「10年後のWOWOWはどうなっていますか」と聞かれた堀江さんは、「話は流れてしまいましたが、実はWOWOWも買収しにいこうとしたことがあって」と打ち明け会場を驚かせた。

  WOWOW買収について、「当時は理解されませんでしたけど、フジテレビを買おうとしていた際にやろうとしたのが、サブスクリプション(定額)サービスへの移行で、Amazonなどに近いイメージ。Amazonはいろんなものを売るようになって、最終的にムービーまで売るようになった」と堀江さんは前置きし、「フジテレビは映像を配信するサービスで全国の多くの人たちにリーチしているので、そこにAmazon的なサービスを拡充していくと、月額サービスに多くの人が加入するサービスになっていたと思う」と当時の構想を説明した。

  「そのベースとしてWOWOWも悪くない」ことから買収の検討をしたと言い、「時代はサブスクリプションサービス。サブスクリプションサービスの方が安泰なんです。だから(『パンドラ』のような)良質なドラマが作れるわけです。地上波の民放の方が今は厳しく、視聴率狙いのくだらないバラエティー(番組)ばかりになっちゃう」と辛口コメントを交えつつ持論を語り、「(WOWOWは)ドラマに投資をして映像コンテンツのライツ(権利)がたくさんあるので、今後もっと強くなるのでは」とWOWOWの未来を予想していた。

  「パンドラ」シリーズは、革命的な発明により“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ。1作目では「がんの特効薬」、2作目では「遺伝子組み換え食品」、3作目では「自殺防止治療法」、スペシャルドラマでは「クローン人間」と挑戦的なテーマを描いてきた。

  シリーズ最新作のテーマはAI。医療用AIを開発した医学者を主人公に、人工知能が社会に何をもたらすのかを描く。向井さんが主人公の鈴木哲郎を演じるほか、黒木瞳さん、渡部篤郎さん、三浦貴大さん、山本耕史さん、原田泰造さん、美村里江さんらが出演。11月11日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全6話で、第1話は無料放送される。

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