多部未華子、日本語吹き替え褒められ「少しは調子に乗りたい」 映画「インサイド・ヘッド2」イベント

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 俳優の多部未華子さんが7月18日、東京都内で行われたディズニー&ピクサーの最新映画「インサイド・ヘッド2」(ケルシー・マン監督、8月1日公開)の来日スペシャルイベントに出席。本作のエグゼクティブプロデューサーを務めたピート・ドクターさんから「もしかしたら英語バージョンより素晴らしかったかも」と日本語吹き替え版の演技を褒められると、大竹しのぶさんと「え~?」と半信半疑な表情を見せながらも、「褒めていただいたので少しは調子に乗りたい(笑い)」と笑顔を浮かべた。

  映画は、大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面する主人公・ライリーの物語を描いた。2015年公開の「インサイド・ヘッド」の続編で、ライリーを子供の頃から見守る感情のヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリのほか、新たな大人の感情としてシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れる。多部さんはシンパイ、大竹さんはカナシミの日本語吹き替えを担当した。

  本作からの参加となった多部さんは「とっても緊張しながらシンパイを演じました。でも、前作からとってもすてきな作品だと分かっていたので、携わることができてとても幸せ」と笑顔。前作からの続投となった大竹さんは「あれから9年たっていたなんてまったく思えず。今回アフレコをしたとき、私の中にきちんとカナシミが生き続けていた。それはとても自然なことで、それだけとても印象的に残っている映画」と語った。

  イベントには、ケルシー・マン監督、プロデューサーのマーク・ニールセンさん、キャラクター・アート・ディレクターの村山佳子さんが参加。劇中に登場するキャラクターが設置されたカラフルなステージに立ち、本作をアピールした。

  多部さんと大竹さんは、来日したスタッフ陣にキャラクターがデザインされた九谷焼のお皿をサプライズでプレゼント。ケルシー監督は「ビューティフォー! これから何年も宝物として大事にするよ」と喜んだ。

  すると、今度は制作陣から17日に67歳の誕生日を迎えた大竹さんに向けてバースデーサプライズ。カナシミをイメージした花束と、大竹さんがアフレコに臨む姿を描いた思い出ボールが贈呈された。大竹さんはぴょんと跳ねて喜び、「お誕生日はそんなにうれしくはないけど、こんなに美しいバラをいただいてうれしいし、これからもヨロコビを支えていきていきます」と声を弾ませた。

 

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