劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」(出渕裕監督)の初日舞台あいさつが12月6日、東京都内であり、声優の桑島法子さん、内田彩さん、中村繪里子さんが登場。森雪役の桑島さんは「やっと舞台あいさつのオファーがきた。(劇場上映された)1章から7章の舞台あいさつのどれかには呼ばれるだろうと思っていたのですが、(呼ばれず)『あれ?』と思っているうちに今日に至り、今回呼んでいただけてうれしいです」とあいさつし、会場を沸かせた。
桐生美影役の中村さんは「一つの結末をお届けできたのは喜び。いろいろな形で、ヤマトが新しい展開を見せることは不可能ではないということを実証できたんだと思う」と話し、岬百合亜役の内田さんも「熱い展開もありつつ愛も描かれている作品。作中のストーリーで、若い世代への継承があったように、ヤマトという作品もオリジナルから2199へ受け継がれていって、どんどんいろいろな人が作品を受け継いで、語り継いで、大きな作品になればと思う」と語った。
映画は、テレビシリーズ第1作の放送から今年で40年を迎えることを記念した「40周年プロジェクト」の一環で制作された完全新作の劇場版アニメ。惑星「イスカンダル」への旅路を新たな視点で振り返った「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」に続く物語で、西暦2199年の隠されていたストーリーが明かされる。