NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」で若手スター歌手の水城アユミを演じている俳優の吉柳咲良さんが3月23日、初の写真集「Only」(講談社)の発売記念会見に登場。アユミ役についての周囲の反応や、SNSなどで大きな反響を呼んだ「ラッパと娘」の歌唱シーンの裏側について語った。
吉柳さんは、「ブギウギ」に登場した際の反響について「本当に大きな反響をいただいて、たくさんの方からコメントをいただきました」と明かす。
演じるアユミについて「すごく難しい役だったので、皆さんがどういうふうにこの子のことをとらえて、どういう感想を持つのだろうと、すごくワクワクしていたので、いろんな意見があってうれしかったです」といい、「それがどういう意見であれ、見てくれた方々にやっとお披露目できたと、自分が出演する回を見た時には安心感がありました」と笑顔を見せた。
「ラッパと娘」を歌う上で、「もちろん、本家の笠置シヅ子さんの歌もたくさん聴いて練習しましたが、趣里さん演じるスズ子が歌う『ラッパと娘』の動画を何回も見るようにしました」といい、「アユミがどれだけスズ子に憧れてきたかが伝わればと思いました」と語った。
ステージでのパフォーマンスについては、「(スズ子の『ラッパと娘』と)同じ振り付けが入っているんですけど、それ以外は『暴れ狂ってください』という感じだったので、この子は止められないという圧倒される力を見せられたらという思いで演じました。スズ子をまねている部分も見え隠れする中で、オリジナリティーを出そうとする負けん気を前に出したかった。音楽に取りつかれているみたいなイメージでやることを意識していました」と振り返った。