俳優の小池徹平さんが、テレビ朝日(東京都港区)で行われた同局系の連続ドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(土曜午後11時半)の座談会に出席。“地上波ギリギリ”のベッドシーンの秘話を明かした。
ドラマは、大竹玲二さんのマンガ「離婚しない男」(講談社)が原作。「日本での父親の親権獲得率はほぼ1割」を題材にした作品で、主人公の岡谷渉(伊藤淳史さん)が、妻・綾香(篠田麻里子さん)の不倫に気付いていないふりをしながら証拠を収集し、父親が親権を獲得する困難に立ち向かう姿を描くブラックコメディー。1月20日に放送された第1話では、綾香と不倫相手役の司馬マサト(小池さん)の濃厚なラブシーンが話題となった。
座談会には、脚本の鈴木おさむさんも出席。鈴木さんは「小池さんには僕の作品に結構出ていただいているのですが、『奪い愛、夏』というドラマがあったんです。そこでベッドシーンの後にあるせりふがあって、キャラクター的には面白いのですが、どうしようもないせりふで、小池さんは“どうしても消化できない”とカットしたみたいなんです。僕は全然いいじゃんって思ったんですけど、最終回後の打ち上げで小池さんが『僕はあのせりふをカットしたことを本当に後悔してます。今後、おさむさんの作品に出演できるなら、もうノーと言わない』と言ってくれて。だったらもう好き勝手書いてやろうと(笑い)」といい、「ベッドシーンの中で異常なせりふをいっぱい書いた」と明かした。
これに小池さんは「『おいしい、おいしいよ。“綾香汁”の味がする。行列ができるよ』とか……」と、演じるマサトの衝撃的なせりふを披露。「全部カットせずに、一字一句きっちり演じました。でも、あそこまで振り切っているから、楽しめていた部分もあります(笑い)」と話していた。