時代の最先端の流行を毒舌たっぷりに描く4コマギャグマンガ「気まぐれコンセプト」が、声優の高木渉さんや藤原啓治さん、釘宮理恵さん、植田佳奈さんらの豪華布陣でウェブアニメ化され、6月10日から公式サイト(http://sulforaphane.jp/hoichoi/)やYoutubeで公開されている。同作がアニメ化されたのは、1981年の連載開始から35年で初という。
タイトルは「残念中高年の健康見栄講座」で、1話30秒の短編オリジナルアニメ。不健康な生活を送りながら健康診断を恐れる広告代理店「白クマ広告社」の営業部長・クマダ(声・高木さん)編を4話、トレンドに敏感すぎて周囲から浮きまくる自動車メーカー「カブト自動車」の宣伝部長・ザイゼン編(声・藤原さん)を4話、用意した。
アニメは、原作マンガのタッチで動くのが特徴で、二人の痛すぎる姿を見て我が身を振り返る内容。飲料大手のカゴメと「気まぐれコンセプト」を手掛けるホイチョイ・プロダクションズが、中高年男性の健康意識を向上させることを目的として制作した。
「気まぐれコンセプト」は、81年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で現在も連載中のマンガ。ザイゼンやクマダなど個性豊かな登場人物が、時代の流行に振り回される姿をユニークな視点で描いている。