森山直太朗、朝ドラ「エール」出演は「率先してチャレンジ」 密着は「最初“心のサングラス”をしてしまった」 映画「森山直太朗 人間の森をぬけて」初日舞台あいさつ

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  ヒット曲「さくら(独唱)」などで知られる歌手の森山直太朗さんが12月13日、東京都内で行われたドキュメンタリー映画「森山直太朗 人間の森をぬけて」(番場秀一監督)の初日舞台あいさつに登場。2020年年春から放送予定の窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」に出演が決まっている森山さんは、「音楽活動やコンサート、舞台で歌うことが自分の仕事だと思っていて」と前置きした上で、「16年やってきて、これからもう一つ自分のステージを上げていく中で、違う表現からのフィードバックは計り知れない。率先してチャレンジしていきたい」と俳優業が音楽へ及ぼす影響について語った。

  今作では、常にカメラに撮られるという状況について、森山さんは「最初はカメラを向けられると理想の自分みたいなもの、“心のサングラス”をするみたいなことをしてしまった(笑い)」と話し、「劇中に出てくる「『人間の森』とは」という問いかけに対し、「“本当の自分”に気づかせてもらえた季節だし、暗闇だし、木漏れ日だし、という感じ」と答えた。

  また、女優の高畑充希さん主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)で主題歌を担当した森山さんは、新録した「さくら(二〇一九)」について、「ツアーが終わって割と鬱々とした日々が続いていましたが、9月ごろドラマのスタッフの方からお話をいただいた」と振り返った。主題歌を担当することは、「まったく予想できていなかった」と明かし、「(時期的に)自分の足元というか土を掘り返すようなタイミングだったので、またこの曲から始められるのはいろんな因縁めいたものを感じました」と感慨深げに語った。

  ドキュメンタリー映画は、2018年10月~19年6月に開催されたコンサートツアー「人間の森」の舞台裏などに密着。バンド「BUMP OF CHICKEN」「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」などのミュージックビデオを手がけてきた番場さんが監督を務め、今年5月にWOWOWで放送された番組「森山直太朗『人間の森』ドキュメンタリー」のために、ツアー後半の2019年3月から密着を始めた。番組放送後も撮影を続け、長時間密着した膨大な映像を編集して映画として公開された。

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