アンジュルム佐々木莉佳子、卒業記念フォトブックに“重い愛”込めて　卒業後は？

　ハロー！プロジェクト（ハロプロ）のアイドルグループ「アンジュルム」の佐々木莉佳子さんが6月7日、東京都内で卒業記念フォトブック「girasol（ヒラソル）」（小学館）の発売記念イベントを開催した。佐々木さんは、春のコンサートツアーをもってグループおよびハロプロから卒業することを発表している。卒業記念フォトブックについて「アンジュルムに加入して10年になりますが、アイドル人生、ハロー！プロジェクト人生、アンジュルム人生を一冊に残せることが本当にうれしい。愛の重みを感じる一冊だと思います」と語った。

　　“愛”について「愛には、いろいろな形があり、私がたくさん学んだ愛が一冊に詰め込まれているような気がします。愛は重くていいと私は思っているので、そういうふうな気持ちがたくさん詰まった1冊で、重みを感じます」と熱弁。

　　お気に入りとして、黄色のドレスのカットを挙げ「アンジュルムとして活動している期間、メンバーカラーが黄色でした。自分を確立してくれた色で、最後の最後に、黄色のドレスを着させていただけたのがすごくうれしいですし、可愛いから大好きです」と語った。

　　「1兆点です！」と自己採点し「それくらい最高の作品になっているんじゃないかなと思います」と自信を見せた。

　　卒業公演に向けて「ステージの上では完璧主義者なので、美しい自分を最後の最後まで皆さんに見せたいし、最後の最後まで魅了したいという気持ちがあります。最初から皆さんの心をぐっとつかめる演出を考えました。その時の感情を大事にしつつ、最高のライブを作れたら」と意気込んだ。

　　卒業後の活動について聞かれると「いろいろな自分になりたいと思います。欲張りだからこそ、その欲を追求していき、いろいろな自分になって皆さんの前に立てたらいいな。アイドルという肩書が一旦なくなるだけであって、存在的には変わらないでいたいと思います」と明かした。

　　フォトブックは、A4変形判、128ページ。価格は2970円。