佐久間由衣、舞台あいさつで「吐きそう」 厳しい演出に涙も…… 初主演作「“隠れビッチ”やってました。」が公開

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  女優の佐久間由衣さんが12月7日、東京都内で行われた初主演映画「“隠れビッチ”やってました。」(三木康一郎監督)の公開記念舞台あいさつに登場。初主演作の舞台あいさつのステージに立った感想を聞かれると佐久間さんは「いやー……とても吐きそうです」と苦笑い。演出面では三木監督からの厳しい注文に涙したときもあったと明かし、佐久間さんは自身にとって今作がどんな存在かと聞かれると「大げさなことではなく、みんなが育ててくれた子供みたいな存在です」と感慨深い表情で語った。

  佐久間さんは三木監督からの演出について、「演出面では、とても細かいことだったり、何回も何回も『違う』と言われてやったりした」と振り返ってしみじみ。大後寿々花さん演じるシェアハウス仲間の彩の部屋に突撃するシーンでは、ドアを開け閉めする時間も秒単位の細かい演出があったといい「何回もやったんですけど、できなくて。なんとかオッケーだったんですけど、(撮影が)終わった後にパニックになって、自分の移動車に戻って泣きました」と明かしていた。

  舞台あいさつには大後さん、小関裕太さん、森山未來さん、三木監督も出席した。

  「“隠れビッチ”やってました。」は、あらいぴろよさんの同名マンガエッセー(光文社)が原作。26歳の独身女・ひろみ(佐久間さん)の趣味と特技は異性にモテること。スキンシップや会話術で相手に「好きです」と告白させたら“即フェードアウト”するひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎さん)と彩(大後さん)はあきれていた。ひろみは安藤(小関さん)のことが気になるが、数年ぶりの“負け試合”となる。安藤を本気で好きになっていたことに気づき、やけ酒しているところを同じ職場の三沢(森山さん)に目撃されたひろみは、“隠れビッチ”という自分の過去と向き合い始める……というストーリー。

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